店長竹田の

「大後悔日誌」


’05諦めが肝心
’06無駄な抵抗
’07今日はこのへんで勘弁したる
'08 choSuchbe'chugh vaj bIHegh !
'09 性能の違いが、音質の決定的差でないということを教えてやる
'10 数を撃てばいいというものではない、よく狙え
'11 登頂をあきらめる勇気
'12 ベースキャンプで十分だ

'13 この音、おろそかには食わんぞ。
'14 どうして耳がほてるのかしら?これって本当?
'15 神は人間に一つの舌と二つの耳を賦与したるは、しゃべるよりも二倍多く聞くためなり
'16 やればわかる!! やらなければ、一生わからん!!
'17 人生という試合で最も重要なのは、休憩時間の得点である。
'18 「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。
’19 年をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年をとるのだ。
’20 速度を上げるばかりが、人生ではない。
’21 休息とは回復であり、何もしないことではない。
’22 目的を見つけよ。手段は後からついてくる。


2022/05/12 TEAC UD-701N 定価 382,800円(税込) 

昨年末に発売になるも、初回生産分が一瞬で完売し今日に至るまで、追加生産が無いという
コロナによる影響をもろに受けた不遇のネットワークDACプリアンプです。
商品が入荷したら紹介しようと待ち構えていたのですが、一向に入荷する予定がなく
最初に仕入れた3台中2台が隠し在庫として、いつまでも残っているので、辛抱できずにご紹介です。

 
 

横幅 444mm というフルサイズモデルです。
筐体構造も凝っていて、脚はスパイクとスパイク受けが一体構造となった、音質を考慮しつつ利便性も考えてあるという
優秀な脚で、天板やサイドパネルの構造や固定方法にも、音質を考慮した工夫が凝らされています。
38万円もするだけあり、その価格に見合った見た目と筐体設計が行われており、TEAC最上位モデルらしい
贅沢なモデルに仕上がっています。

 
 

入力も充実しており、ネットワーク接続機能の他にもDACとして同軸デジタル2系統、光デジタル2系統
USB/DAC、Bluetooth 等基本的な機能は網羅してあります。

プリ機能もありライン入力がRCA、XLR 各1系統付いています。

搭載DACはESOTERIC 譲りのフルディスクリートDACが奢られており、一般的なIC使用のDACとは
密度感、エネルギー密度の再現性に違いがあります。

 
 
 
機能的にも、MQA フルデコード対応、Roon Ready対応 と現代のネットワークプレーヤーDACが欲しい機能に
不足はなく、デザイン、筐体構造、機能から考えると38万円が安く感じるほどの高いコストパフォーマンスを
備えています。

 

中身も手抜きはなく、トロイダルトランス4機搭載となっており
アナログ信号左右に独立して各1台、ネットワークモジュール用に1台、デジタル制御部用に1台と
これ以上無いほど贅沢な構成となっています。

音質は、新生TEACらしい伸びやかで、ゆとりのある音作りで、レンジも広く情報量もしっかりと拾えています。
スピードはやや早めで、程よく立ったエッジが気持ち良いです。
色付けは薄めで、個性で聞かせると言うよりも、正攻法の情報量とエネルギーで聞かせるタイプです。

プリアンプとしての音量調整機能もよく出来ており、ボリューム調整機としてのクオリティも
なかなかです。
質の良いプリメインアンプと接続するのであれば、ボリュームはバイパスした方がよりダイレクトに
ディスクリートDACの良さを味わえると思いますが、30万円台のDACプリと考えると
十分に納得のクオリティです。

購入した満足感を高い次元で満たしてくれる、コストパフォーマンスの高い優秀なネットワークDACプリだと思います。

シルバー在庫 ございます。

 
2022/05/01 Nmode X-PM5 定価 220,000円(税込) 
 
Nmode さんの新製品 X-PM5 のご紹介です。
先に発売された X-PM9 と同じく鈴木氏により設計、サウンドチューニングされた
「鈴木サウンド」第2弾アンプとなります。

 

横幅 420mm 高さ 73mm/82mm(スパイク装着時) 奥行き220mm 重量 5.5Kg と
軽量、コンパクトにまとめてあります。

良いアンプです。
軽快で心地良くリズムを刻み、筋肉質で肉感を伴った実体感のある音像を再現します。
出力 20W(4Ω)とパワーが控えめなため、大型スピーカーをパワフルに鳴らすことは出来ませんが
コンパクト2ウェイ等の、標準的なスピーカーであれば、存分にその魅力を発揮します。

ワイドレンジで上下共ナチュラルに伸び、S/N比が高く空気の再現も得意です。
スピードが速いため余韻の再現性も高く、空間に消えていく余韻を正確に再現します。

音色に個性(色付け)がほぼ無いため楽器の再現性も高く、ピアノの微妙なタッチの違いや
ドラムヘッドの張り具合までが見えるようです。
楽器再生メインの方には特におすすめです。

20万円クラスのアンプで、ここまでのクオリティを持つアンプは少なく、コストパフォーマンスの高い
おすすめアンプです。
 

X-PM5 Jazz.wav へのリンク

X-PM5 FAKiE.wav へのリンク


X-PM9 の音源も公開しました。4/17の記事もご覧ください。


 
2022/04/23 Ediscreation Silent Switch OCXO JPEM 396,000円(税込) FIBER BOX2 JPEM 396,000円(税込) 

去年の6月発売以来、大人気で入荷即完売を繰り返している Ediscreation のハブ Silent Switch OCXO と 光絶縁装置
FIBER BOX2 の上位モデルが発売になりました。

 
 
 
上段がオリジナルモデルで下段が新型の JAPAN EXTREME MODEL(JPEM)です。
外見上の違いは底板が赤銅製になった点と、電源インレットが FURUTECH 製になったくらいで
ぱっと見はほぼ同じです。
大きな違いは中身で、主要コンデンサーをハイグレードな物へ変更し内部配線材も変更してあります。

どちらも 20万円近い値上げですので、コストパフォーマンスは大きく落ちることになりました。
結果として20万円分音質アップが出来ていれば問題無いのですが、さすがにオリジナルモデルの
出来が良いために 「20万円分良くなりました。」 とは言えません。

オリジナルモデルと比較して、どちらも音は良くなっております。
特に定位の向上が強く感じられます。
他にも、元から優秀だったS/N比の向上や、エネルギー再現性のアップ、滑らかさの向上等
全ての面で音質向上となっております。

ですが、その向上の度合いから考えて18万円の価格上昇は微妙な気がします。

オリジナルモデルが22万円で100点と仮定すると、40万円であれば 180点になって欲しいところですが
120点ほどでしょうか。
高額モデルになるほど、投入金額に対する音質向上率は落ちていきますので
ほぼ倍の価格ならば音質もそれに比例して良くなって欲しいというのは、欲をかきすぎだとは頭では理解しています。

ですが、Ediscreation さんの技術力ならば、それが出来るのではと期待していた面もあり
少し、残念に思っているのは正直な感想です。

10万円アップの30万円ならば、手放しで褒めたと思いますが、40万円となるとさすがに
慎重にならざるを得ません。

コストパフォーマンスを考慮せずに、最高の物を!と言う場合には文句なしにおすすめできる
クオリティを持っています。
ですが、コストパフォーマンスを考慮に入れるとオリジナルで良い気もします。
特に、光絶縁装置 FIBER BOX2 は上位モデルの価格でオリジナルが2台購入出来ます。
結果として出てくる音はオリジナル2台使用の方が上となるため、なおさら微妙となります。

JPEMモデルは現時点で最高のハブと光絶縁装置である事は間違いありませんが
コストパフォーマンスという面ではノーマル機に負けますので、ご予算に応じて
ご選択ください。


 
2022/04/17 Nmode X-PM9 定価 440,000円(税込) 

もうご紹介したつもりだったのですが、お客様よりお問い合わせをいただき記事を書いていないことに気が付きました。
去年のベストバイに選定したり、速報で紹介していたので書いたつもりになっておりましたが、正式にご紹介していなかったため
改めてご紹介です。

Nmode には以前 X-PM100 という最上位モデルがあり、次に出るのはこのモデルの後継機かと思っていたのですが
ミドルクラスモデルである X-PM7Mk2 とほぼ同じ価格帯(と言っても10万円高いですが)に新型アンプを投入してきました。

 
 

通常、同一価格帯への同ジャンルモデル発売は行わないのですが、明確な音質差がある場合は LUXMAN のA級とAB級のように
同じメーカーから同一価格帯商品の発売が行われるケースがございます。
ですが、これは極めて稀なケースですので、Nmode のような比較的規模の小さなメーカーが行うことはほぼ無かったと思います。

それをあえて行うということは、このX-PM7Mk2 と X-PM9 には明確な音質差(クオリティの差ではありません)が存在すると
メーカーが考えているのだと思います。

この同一価格帯に2モデル展開となった理由ですが、サウンドマネージャー(機材開発の際の音決め責任者)が変更になった
事が大きいと思います。
Nmode は 2020年6月に Fundamental の鈴木氏とのコラボ商品である X-PM3FT を発売し、2020年末には正式に業務提携を
結び 鈴木氏 が Nmode のサウンドマネージャーに就任しました。

その結果生まれた、X-PM9 はそれまでの Nmode 製品と大きく音作りが変化し、所謂「鈴木サウンド」へと変貌しました。
これは、NEC A10シリーズから始まった「鈴木サウンド」愛好者の方にとっては、手が届く価格帯で「鈴木サウンド」製品が
購入出来るようになったというメリットと、既存の Nmode ファンの方にとっては音作りの大幅な変更というデメリットを併せ持ちます。

そのため、Nmode さんは既存の自社アンプファンの方のための既存路線と、「鈴木サウンド」路線の2本の柱を据えていく
事にしたようです。

現在の同社ラインアップをどちらのラインに属するか分けてみます。

既存のNmodeライン

アンプ
X-PW1-mk2
X-PM3FT
X-PM7mk2 

CDプレーヤー
X-CD3

「鈴木サウンド」ライン

アンプ
X-PM5
X-PM9

鈴木氏とのコラボ製品である X-PM3FT と X-CD3 はベースモデルである Nmodeラインのモデルを
鈴木氏の技術でクオリティアップしたモデルで、音作りその物は既存Nmodeラインから離れておりません。

対して、設計初期から関与した X-PM5 と X-PM9 は完全な「鈴木サウンド」モデルとなっております。

Nmode サウンド
ハイスピードで正確な位相特性を持ち、柔らかく広い空間を表現するのが特徴です。
この空間表現が既存Nmodeの魅力で、X-PM7Mk2 等の既存ラインがお好みの方は
この点を高く評価しているようです。

鈴木サウンド
ハイスピードで正確な位相特性を持つ点は同じですが、空間よりエネルギーの再現を重視した音作りとなっており
再現される空間は既存Nmodeラインより狭くなります。
その分、再現される音像にはエネルギーが満ち、手で触れることが出来そうな実在感を持ちます。
定位の向上という点も大きなメリットです。

このように、この2つのシリーズは全く違う世界を表現するため同一価格帯に2モデル投入という
事になったようです。

その「鈴木サウンド」となった X-PM9 ですが、躍動感溢れるエネルギッシュなサウンドが魅力のアンプとなっております。
実用上のメリットは駆動力が大きく向上した点です。
X-PM7Mk2 とカタログスペックはあまり変わりませんが、聴感上の駆動力は大幅に向上しており
X-PM7Mk2 では駆動の難しかった Paradigm Persona シリーズや旧型Dynaudio 等、少し手強いスピーカー達を
軽快に鳴らすことが出来るパワフルな面を持っています。

そこにあるかのような実在感高い音像と、滲みの無い明確な定位が魅力で、圧を伴った立体的な表現力と
一昔前の 1bit アンプからは想像できない高いS/N比を背景とした、静かで深い空間表現は
進化した「鈴木サウンド」を表現します。

既存のNmodeアンプに非力さや像の薄さを感じていた方は、是非この新しいラインアップのモデルを聴いてみてください。
極上のアナログ再生に通ずる、物理的なエネルギーを伴った再生音という、今までの Nmode とは違う世界が楽しめます。


X-PM9 Jazz.wav へのリンク

X-PM9 FAKiE.wav へのリンク

 
2022/03/21 データ再生システム、ミドルクラス考察 

先日お知らせした、新しいリファレンスデータ再生システムは大変高価なセットとなりますので
より現実的なミドルクラスシステムを考えてみます。
恐らく、多くの方が導入される価格帯となり、これからの一つの指標となるセットになると思います。

まず、再生ソフトは 「Roon」 を使用します。
今まで何度も触れてきましたので、このソフトの魅力を再度お伝えすることはここでは控えますが
「Roon」のどこが良いのですか?とのお問い合わせは絶えませんので、参考になるサイトを
お知らせいたします。こちらを参考にしてみてください。

逆木 一 さん Roonの「音楽の海」がもたらすもの 

2016年ですので6年前の記事ですが、今でも十分に参考となります。
さらに、この6年でRoonはさらに進化しています。

この「Roon」を最高の音質で、かつ現実的な価格で!というのが今回の狙いです。
どのくらいの価格帯を狙うか悩みましたので、数セット組んでみようと思います。

機材が多く、画像を入れると逆に見にくくなる可能性がありますので、文字だけで構成します。

※値上げ間近のモデルは、値上げ後の価格を記載しております。

まず、最も重要なハブからです。
ハブの選択肢は以下となります。

Ediscreation SilentSwitch OCXO 220,000円(税込)
SilentAngel N8 49,940円(税込)

Roon 本体を動作させるPCもしくはRoonサーバー

市販のデスクトップPC 8万円ほど
SilentAngel Z1 220,000円(税込)

次はRoon Ready 対応ネットワークプレーヤー(トランスポート含む)です。

SOtM sMS-200ultraNEO SE-C 12V/10MHz入力有り 280,500円(税込)
TEAC NT-505-X 206,800円(税込)
SilentAngel M1T-4G 85,000円(税込)
SilentAngel M1-4G 138,600円(税込)

上でトランスポートを選択した場合別途DACが必要です。

SFORZATO DSC-Grus 385,000円(税込) MQA対応オプション付き
MYTEK Liberty DAC2 214,500円(税込)
TEAC UD-505-X 173,800円(税込)

あるとうれしいアクセサリー

Ediscreation FIBER BOX2 231,000円(税込)
KOJO Crystal E 34,400円(税込)
SilentAngel F1 88,000円(税込)

これらを組み合わせて、ミドルクラスの上システムは以下となります。

再生ソフト Roon 永年ライセンス 86,000円ほど
ハブ Ediscreation SilentSwitch OCXO 220,000円(税込)
Roonサーバー SilentAngel Z1 220,000円(税込)
ネットワークトランスポート SOtM sMS-200ultraNEO SE-C 12V/10MHz入力有り 280,500円(税込)
DAC SFORZATO DSC-Grus 385,000円(税込)

合計 1,191,500円(税込)

う~ん・・・まだ高いですね。

ミドルクラスの中システムです。
再生ソフト Roon 永年ライセンス 86,000円ほど
ハブ Ediscreation SilentSwitch OCXO 220,000円(税込)
Roonサーバー SilentAngel Z1 220,000円(税込)
ネットワークトランスポート SilentAngel M1T-4G 85,000円(税込)
DAC TEAC UD-505-X 173,800円(税込)

合計 784,800円(税込)

少し現実味が出てきましたね。

ミドルクラスの中の下システムです。

再生ソフト Roon 永年ライセンス 86,000円ほど
ハブ SilentAngel N8 49,940円(税込)
Roonサーバー SilentAngel Z1 220,000円(税込)
ネットワークプレーヤー SilentAngel M1-4G 138,600円(税込)

合計 494,540円(税込)

ここまで来れば何とか??

最後はミドルクラスの入門システム?です。

再生ソフト Roon 永年ライセンス 86,000円ほど
ハブ SilentAngel N8 49,940円(税込)
Roonサーバー 市販のデスクトップPC 80,000円(税込)ほど
ネットワークプレーヤー SilentAngel M1-4G 138,600円(税込)

合計 354,540円(税込)

Roon の永年ライセンスを購入せず月払いにすると月々 1,600円ほどですので
さらに安くなります。

組合せはあくまで参考ですが、選択肢が増えてきて楽しく悩めるようになってきました。
Roon 永年ライセンスを購入しなければ 30万円ほどで、十分に良い音が楽しめる
システムが構築可能です。
CDプレーヤーの代わりになり得ると思いますので、是非とも「Roon」という新しい世界を体験してみてください。

 
 
2022/03/19 Ediscreation Haydn 定価 715,000円(税込) 

Ediscreation の オーディオ用PC Haydn を発売します。
基本的には Roon コア用として初期設定しておりますが、普通の Windows PC ですのでJplay等のPCオーディオ用途にも使用可能です。

 
 

横幅 265mm 奥行き 273mm 高さ 96mm とコンパクトです。
アナログ電源内蔵ですので 6.25Kg とずっしりとした重さです。

 
 

仕様は以下となります。

OS Windows 10 Pro
CPU Intel i5
メモリ 8G DDR4
SSD 1TB

最高品質の6061ソリッドアルミニウムから削り出したシャーシ、機械的振動を低減し、EMI絶縁を改善します。

150Wトロイダルトランスを備えたディスクリート電源回路、低ノイズリニア電源搭載。

ByBee Quantum Purifiers(バイビー・クァンタム・ピューリファイヤー素子)を採用

ファンレス冷却システム採用で機械的な振動が無く、無音で動作します。

超低振動で最高品質のCDリッピング機能を内蔵。

純粋な電源接続のためのオーディオグレードのUPOCC内部ケーブル。

パフォーマンス向上のためのグランド強化アイテムを接続するためのオーディオグランド接続端子。

リッピングソフト DBpowerrip 付属。

 

サイズの参考にCDケースを載せてみました。
比較的コンパクトで、置き場所の自由度が高いです。

 
 

削り出しの側板兼放熱板が効率的に熱を放出します。

オーディオ用PCとして販売していた エスプレッシーボPCと比較しても大きな音質向上が可能です。
吉田苑のリファレンスデータ再生システムの一員として エスプレッシーボPC に変わって採用となりました。

この上となると同じ Ediscreation の BACH (輸入すると 200万円以上になるそうです)か
Taiko Audio SGM Extreme 5,445,000円(税込)しか無いと思いますので、現実的な価格のRoon サーバーとしては
頂点だと思います。

エスプレッシーボPC と比較した場合ですが、S/N比が上がり、エネルギー再現性が大きく向上します。
解像度も上がり、情報量も大きく向上します。
データ再生はここまで高音質になりました。
ご予算はたっぷり必要となりますが、投資に見合うだけの高音質再生が可能です。
ぜひ、店頭で体験してみてください。

吉田苑データ再生リファレンスシステムは以下となります。

再生ソフト Roon 永年ライセンス 86,000円ほど
Roonコア Ediscreation Haydn 682,000円(税込)
光絶縁装置 Ediscreation FIBER BOX2 198,000円(税込) 2台
ハブ Ediscreation SILENT Switch OCXO 187,000円(税込)
LANケーブル 日本テレガードナー MFP8 IE Gold 2m 83,400円(税込) 3本
ネットワークプレーヤーDAC Mola Mola Tambaqui DAC 1,520,640円(税込)

総額 3,121,840円(税込) となります。
DAC1台で予算の半分が飛んでいますので、DACを別の機材にすれば
大幅なコストダウンが可能です。
定価での合計ですので、実売は少し下がります。
クロックやUSB関連機器が必要無くなりましたので、かなり機材の数は減らせました。

DACを変更しても150万円ほどのシステムとなってしまいますので、もう少しリーズナブルな
ミドルクラスシステムを後日ご紹介します。

 
 
2022/03/10 ハブと仮想アース研究(M12 Switch IE GOLD の謎がついに解明?!) 

日本テレガードナー のハブ M12 Switch IE GOLD は音楽信号が内部を通らなくても
接続するだけで音が良くなるという謎効果があります。
他社さんのハブにはそのよう効果はありませんし、メーカーさんもそのような意図を持って
設計したわけではないので、どういう機能がこの効果を出しているのか問い合わせましたが
不明とのことでした。
メーカーすら意図しない効果のようですから、疑問に思いつつも放置していたのですが
先日ひらめきました!

Ediscreation のハブ Silent Switch をメインハブとして使用しつつM12 Switch IE GOLD を接続すると同様の効果が出て
音が良くなります。

 

実際には贅沢すぎてあり得ない組合せですが実験です。

そして、Silent Switch にはLANケーブルのシールド線(グランド)を切断するスイッチが付いています。

 

スイッチを左にするとグランドカット、右にするとグランド接続、となります。

このスイッチを使用すれば M12 の信号ラインとグランドラインのどちらがこの効果を出しているかが分かるのではないか!
と気が付いたのです。早速実験しました。 

結果はグランドライン側に効果がありました。
グランドラインをカットすると効果が無くなってしまうのです。

グランド側に効果があるということは、M12 が仮想アースとして働いているのではないかと思いましたので
M12を取り外して KOJO の仮想アース Crystal E を接続しました。

 

Ediscreation さんはアースが効果的だと知っているのでしょう。
Silent Switch にはアース端子がしっかり付いていますので、その端子に接続して視聴しました。

見事に M12 を接続した際と同じ効果が出ました。
それならばと欲張って M12 と Crystal E の同時接続を試しましたが、これは音が濁って上手くいきませんでした。

Silent Switch お使いの方には、 KOJO Crystal E 定価 37,840円(税込)と手ごろな価格で
ワンランクアップ可能なおすすめのアクセサリーです。
ただでさえ静かなSilent Switch がさらに静かになります。

5年前から謎だった M12 の謎がようやく解けてすっきりしました。

 
2022/03/05 MYTEK LIBERTY DAC2 販売価格 214,500円(税込) 

米国の MYTEK より新製品DAC LIBERTY DAC2 が発売(3月11日発売です)となります。
2020年11月にご紹介した同社のネットワークプレーヤー35万円からネットワーク機能を抜いて
DACだけにした感じです。

最近はネットワーク機能付きの機材が多く発売され、単純なDACが減ってきましたので
貴重なモデルだと思います。

 
 

横幅 140mm とコンパクトですが重量 2Kg と見た目以上に重いです。

 
 

その重量のほとんどはこの大きなトロイダルトランスの重量です。
デジタル機器といえども電源は重要ですので、しっかりとしたアナログ電源が組んであるのは好感が持てます。

 
 

狭い背面にぎっしりと入出力端子が並んでいます。
特に同軸デジタル入力が2系統有るのはありがたいです。
CDトランスポートで1系統は使いますので、他の機材を同軸接続したい際にもう1系統有ると助かる事が良くありますので
これはうれしいです。

普通のDACですが、最新モデルだけ有り MQA のフルデコードに対応しているのが特徴です。
通常のMQAに対応していないCDプレーヤーからデジタル接続(同軸/光どちらも対応です)するだけで MQA CD が再生可能となります。
気軽にハイレゾCDが聞けるのは便利です。

使いこなしの注意点ですが、このメーカーのライン出力はかなり電圧が高く、フルボリュームで出力するとほとんどの家庭用アンプでは
音が歪みます。
Tambaqui DAC の6V出力を受けることが出来るアンプでさえ歪みますので、6V以上の出力があると思います。
ですので、ボリュームを少し落として使用してください。

 
 

色々試したところ、上画像の様にフルボリュームから3ドット分落としたところがバランス良く使用出来たので、この位置がおすすめです。

音質ですが、薄い化粧を感じます。
ダイレクトに近いイメージですが、薄皮一枚分ほどベールをかぶせて、刺激的な部分をうまく抑えてあります。
色をのせるほど強くありませんので、音色が変化するほどではありません。
ストレート系がお好みではあるけれども、耳に刺さるような音は控えて欲しいという方におすすめできる
ややストレート系となっております。

高い出力を持つだけ有り、押し出しは強くやや線は太めの表現です。
程よくダイレクト、かつ線が太い音がお好みの方におすすめできるアメリカンなDACです。

 
2022/02/28 SFORZATO DSC-Grus 定価  330,000円(税込) MQA対応オプション 55,000円(税込)
 
やっと、本当にやっと入荷しました。
発注は一昨年の11月ですから、1年4ヶ月待ちでの入荷です。
世界的な半導体不足の影響は深刻で、同時に発注した DST-Lepus はまだまだ掛かりそうです・・・

ちなみに一昨年5月に発注した私の自転車はまだ届きません・・・
どちらが早く届くか密かに楽しみにしていたのですが、半導体なんか全く使わない自転車より
DSC-Grus の方が早いのは予想外でした。
こうなると DST-Lepus とどちらが早いかの勝負です。

誤解いただかないように正確にお伝えすると展示機が遅れただけで、お客様よりご注文いただいた分に関しては
もっと早くお届け可能です。
ご注文いただいた分を優先して、店頭展示機を後回しにしたためここまで遅れたのです。
DSC-Grus はご注文いただいた注残分がようやく解消されましたので、これからは比較的早く(1ヶ月~3ヶ月)
お届け出来ると思います。

DST-Lepus はまだまだご注文分が残っておりますので、展示導入は先の話となりそうです。

 

箱を開けて最初に目に飛び込んで来たのは取扱説明書です!
ついに(やっと)SFORZATO製品に取扱説明書が付属しました。
SFORZATO製品を取り扱い始めて10年以上経ちますが、今までは取扱説明書が無かったので
ある意味驚きました。
一歩ずつ確実に進化しているSFORZATOさんです。

DSC-Grus はUSB/DACですが、オプションで同軸デジタル入力が1系統搭載可能です。
将来的にMQAにも対応可能となりますが、そのためには同軸デジタル入力のオプションが必須ですので
実質、同軸デジタル入力 1系統 USB入力 2系統 そしてSFORZATO さん最大の売りである ZERO LINK接続1系統
のDACとなります。

本来は ZERO LINK 接続可能なネットワークトランスポートである DST-Lepus と組み合わせて使用するべきですが
まだ届きませんので、普通のUSB接続でUSB/DACとして試聴しました。

個性の薄い素直な音作りで、正確に音を出してきます。
以前のSFORZATOさんと比較すると、少し骨太になったイメージで押し出しの強さを感じます。
30万円のDACとして必要な、情報量、解像度、をきっちりとクリアしており、正統派DACとして信頼出来る
完成度です。
スピードも速く、奥行き方向の空間もきっちり再現します。
左右方向はやや狭く、その分厚みが出ます。

本領発揮は ZERO LINK 接続してからだと思いますが、普通のUSB接続でも十分におすすめできる
汎用性の高いDACに仕上がっております。

30万円クラスの販売可能なおすすめDACが無く、途方に暮れていたところでしたので
ひとまず、安心しました。

常設展示ですので、店頭にてご試聴可能です。
気軽にご来店ください。


MQAには現時点で未対応です。
現在承認手続き中で、対応しましたらメーカーに本体を送りアップデート作業が必要です。

 
2022/02/18 Mola Mola Tambaqui DAC 定価 1,520,640円(税込) 展示導入いたしました。 

あまりに高額なため散々迷いましたが、私の中では最高峰のDACですので思い切って展示導入しました。

私の基本的な考え方として、現実的な価格の機材で良い音を!というのがございますので
その感覚からすると少し予算オーバーではあります。
ですが、それでもこのDACの魅力には抗えませんでした。
それほど、魅了される音がするのです。

 
 

TEAC の新製品 UD-701N の隣でエージング中です。

この UD-701N も良い出来で、記事の下書きまでしているのですが、納期未定のため記事の公開ができません。
世界的なIC不足は日に日に悪影響の度合いが進行し、オーディオ機器生産にも多大な影響を及ぼしています。
吉田苑おすすめ機器の中からもパーツ不足のため生産完了となってしまう機器が出始めており、後継機の目処も立たないという
悲惨な状況に陥りつつあります。

特に痛いのが Nmode さんのDAC X-DP7 と X-DU3 の生産完了です。
まだ継続予定だったそうですが、基幹パーツの入手目処が立たずやむなく生産完了へと追い込まれてしまったようです。
ですので、後継機発売の目処が立っておりません。
そのため、10万円クラスから30万円クラスのDAC(吉田苑としては最もおすすめしている価格帯です)がTEACさん
しか無くなってしまいました。

話が逸れてしまいました。
この Tambaqui DAC は高S/N比が魅力のDACです。
その静けさの中に密度感のある楽器がピンポイントに定位する、空間表現力の高さが特に優秀なのですが
その魅力を引き出す条件として、ネットワーク環境の整備(S/N比の改善)が必要です。

実は先日 Tambaqui DAC 貸出試聴のご依頼があり、デモ機をお送りしたのです。
私は気に入っていただけるだろうと、かなりの自信を持って送り出したのですが
残念ながら気に入っていただけませんでした。

次に別の方へお送りしたのですが、やはり気に入っていただけませんでした。
お二人に立て続けにダメだしされるとは思っていなかったので、凄く不思議に思っていたのです。
その後、Tambaqui DAC 貸し出し中の方より Ediscreation FIBER BOX2 (光絶縁装置)と
の同時視聴がしたいというご依頼がありお送りしました。

その方は既に日本テレガードナー のハブをお使いですので、ネットワーク環境としては
オーディオグレードハブに光絶縁を組み合わせるという吉田苑店頭と同一条件となります。

その環境で視聴して始めてTambaqui DAC は本領を発揮出来たようで、そのお客様より
FIBER BOX2 が必須ではあるが、組み合わせると最高との評価をいただきました。

吉田苑で試聴する際は、ネットワーク環境が整った状態で試聴するため気が付きませんでしたが
ネットワーク機器試聴の際は、その環境整備が大変重要である事を改めて気付かされた出来事でした。

ですので、Tambaqui DAC の貸出試聴をご依頼いただく場合は、オーディオグレードハブの有無と光絶縁装置の
有無を同時にご連絡ください。
ハブ、光絶縁、DAC の三点セットでお送りさせていただきます。



速報です。

Ediscreation のPC HAYDN を3月中旬に発売予定です。

Haydn Music Server – Ediscreation

 
 

予価 682,000円(税込)と高価です・・・
現在店頭にてデモ中ですが、現実的な価格のRoon コア(PC/サーバー含めて) としては最高峰だと思います。

高価なためそれ程数が売れないと思われますし、一般流通にのせるとサポートが出来ないとのことで
吉田苑のみでの限定販売となります。
まず、5台のみの輸入となります(既に3台商談中です)のでご興味がある方はお早めにお問い合わせください。

 
2022/1/30 Bowers & Wilkins Formation DUO 定価 495,000円(税込)
 
ギリギリ1月の更新が間に合いました。
ネタが無くこのまま1月は更新無しかと焦っていたところに、滑り込みで試聴機が間に合いました。

今年ご紹介の第一弾は去年の流れを継承し Roon Ready 接続機器である
ワイヤレスパワードスピーカーです。

 

ワイヤレススピーカーというと、ピュアオーディオ用途では無く便利スピーカーというイメージでしたが
このスピーカーは価格から伝わるように本気です。
B&W 800シリーズまでとは言いませんが、700シリーズクラスのクオリティは備えています。

そのクオリティのスピーカーへ、アンプとネットワーク再生機能を組み込んでこの価格であれば
十分に納得のシステムです。

機能としては
AirPlay2 / Roon Ready / Spotify / Bluetooth(aptX HD対応) となっておりネットワーク系のみです。
同軸デジタル入力等は一切付いておらず、完全なワイヤレスシステムとして完結しています。
海外であれば TIDAL 等の高音質ストリーミングサービスを使用可能なのですが
国内ではTIDALの正式サービスが開始されておらず、このシステムの本領を発揮するためには
Roon Ready接続しか選択肢が無い状況です。

もちろん贅沢な Bluetooth (Airplay)スピーカーとして使用しても、上質な再生が可能です。
Bluetoothスピーカーとしては現時点で最高峰ではないでしょうか。

 
 

デザインは最新のB&W 800シリーズと同様に平面を持たないラウンド形状で構成されており
この形状ならではのメリットが音からも強く感じられました。

 
 

Roon Ready接続システムとして考えると、スピーカー/アンプ/ネットワークプレーヤー一体型ですので
他に必要な機材はRoonコアのみです。
今回は SilentAngel Z1 と組み合わせました。
スピーカー2本と Z1 1台でシステムが完結するため、 すっきりとまとめることが可能で
デザイン優先で、音質にも妥協したくない場合の最適解となり得ます。

Z1 は有線LAN接続ですが、スピーカーはWi-Fi接続で試聴を行いました。

大変良く研究された、見事な音です。
原音忠実とは違い、オーディオの音としての完成度が大変高く、楽しく音楽に浸れます。

特にスピーカー形状から来る音離れの良さが、広く深い空間表現に大きく貢献し
左右、高さ、奥行き共に広い音場を展開し、そこにピタリと各楽器類が定位します。
空間表現力に関して言えば、同社の700シリーズより優秀だと感じました。

低域は良くはずみ、肥大すること無く美味くまとめてあります。
高域もうるさくないのですが十分に伸び、音作りとして大変美味くまとめてあります。

エッジはほんの少しだけ丸めてありますが、解像度が落ちる感じは薄く
やかましくないけど物足りなくも無いという、絶妙な範囲に収めてあります。

ハイレゾ音源を再生した場合の、あざといと感じるほどの粘り気のある色気は
このシステムの魅力であり、オーディオの音としての完成度が大変高く
アンプ内蔵のメリットを最大限に発揮したチューニングと感じました。

SilentAngel Z1 と組み合わせた際のシステム価格は 60万円(税込)ほどに出来そうですので
少し(かなり?)贅沢なオーディオ入門や、Roon入門用に最適です。

このDUO + Z1 セットをお買い上げいただいた場合は、Roon の導入が必須に近いため
ご希望の方にはご自宅に伺い、Roon のセットアップまで行い、音出しから操作方法の
説明まで行う事も可能です。
その場合、交通費は別途いただきます。

今年こそ Roon の世界に脚を踏み入れてみませんか?
新しい風を感じることが出来ると思います。


2022/01/31 追記

展示導入が決定しました。
2月3日(木)より店頭にてご試聴可能です。