店長竹田の
「大後悔日誌」 |
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’05諦めが肝心
’06無駄な抵抗
’07今日はこのへんで勘弁したる
'08 choSuchbe'chugh vaj bIHegh !
'09 性能の違いが、音質の決定的差でないということを教えてやる
09.12/03 DALI MENTOR MENUET | ||
DALI Menuet2がついに生産完了してしまい、後継機のMENTOR MENUETに置き換わってしまいました。 Menuet2は10万円クラスのスピーカーの中では、特に高解像度スピーカーではないが、艶っぽい音色を持っており。弦楽器や女性ボーカルの再生には独特の魅力を持っていました。 吉田苑のお奨めの中ではゆったり気味のスピーカーであったものの、このスピーカーならではの音色を持っており(キャラ的にはSonusFaberのMinimaに似ているでしょうか。)ロックやPOPSを聴くには甘さを否めませんが、バラード系の音楽には魅力的な音色を奏でるスピーカーでした。 さて、新型となるMENUETは、DALIの中ではROYALシリーズから外れ、MENTORシリーズの中の一つにラインナップされました。 サイズはMENUET2とほぼ同じですが、箱も変わっていますしウーファーユニットは最近のDALIが使用する赤茶色のユニットが装備されツイーターも変わっていますので、MENUETの後継機というよりはMENTOR系の小型ブックシェルフが追加されたと言うところでしょう。 実際音を出してみると予想はしていましたが、MENUET2とは全くキャラクターが違う音に仕上げられています。 音自体は比較的癖の少ない方向に作られており、音場も中々広く音質はこのクラスとしては高いレベルにあると思います。 ライバルの多い激戦区の10万円クラススピーカーとしては十分通用するレベルにはありますが、FOSTEX GX100やDYNAUDIO EXITE12Refに比べて、飛び抜けた部分がなく、またMENUET2のようなこれでしか味わえない音が無いためキャラクターが弱い感じは否めません。 当店としては一押しの存在にはなりませんが、このクラスのスピーカーを検討されていて、MENTOR MENUETの見た目が気に入ったのであれば、けして悪いスピーカーでは無いので選択肢に入れても良いかもしれませんが、MENUET2のような音の傾向を期待しないでください。 |
09.11/12 DYNAUDIO Contour 1.1 「Oberon」 |
DYNAUDIO FOCUSシリーズの改造モデル「Oberon」を製作して販売中ですが、DYNAUDIOの旧Contourシリーズ をお持ちのお客様から「Oberon」化が出来ないか?とのご相談をお受けしました。 昔からの吉田苑のお客様には旧シリーズのファンの方も多いので試しにContour1.1ベースで 1台組んでみました。 現在のDYNAUDIOは明るくさわやかな傾向になっておりますが、旧シリーズは少し陰りを帯びた暗さが魅力 ですのでその魅力を失わないように細部に手を加え、ツィーターボード交換、スピーカーターミナルボード交換と ほぼFOCUS「Oberon」シリーズと同等のチューンを施しました。 その結果、低域の解像度が上がり、中高域の透明度、音抜けが向上し、より広く正確な空間模写能力 を獲得しました。 低域は吉田苑の好みでかなり引き締める方向にチューンをしましたが、標準的な広さのご家庭(4.5畳〜12畳) くらいのエアボリュームで使用するには丁度良い程度だと思います。 ツィーターボードはFOCUSシリーズと共通ですので流用可能ですが、スピーカーターミナルボードは 写真のように丸型のため今回新たに5セットのみ製作いたしました。 Contour1.1で使用可能なのは確認しておりますが、他のモデル1.3、1.3SE、1.8、3.0、3.3 等では確認 出来ておりません。 ですが、スピーカーターミナルボードは共通だと思いますので丸型のモデルは対応可能だと思います。 残り4セットのみ販売可能ですので興味のある方はお問い合わせ下さい。 低域の引き締め方はご希望に応じて対応可能ですのであわせてお問い合わせ下さい。 |
09.10/9 Nmode X-PM2 奮闘中 |
Nmode の新作 X-PM2 が入荷してからしばらく経ちましたので、ある程度このアンプの能力が 分かってきました。 この価格帯のアンプとしては大変良く出来ていまして、スピードは最速クラスだと思います。 これだけ基礎能力が高いと吉田苑としては改造したくなり、早速改造を始めました。 真っ先に試してみたのはクロックの搭載です。 Neutronstarを載せてみたのですが、確かに良くなるのですが高価なクロックを搭載したのに もう一つ物足りません。 さすがに良く設計されているようで血が騒ぎます。 改造に関してはまだ良くできるはずですので試行錯誤中です。 さらに他の部分にも手を加えてみたい部分が山盛りですので、現在色々検討中です。 セレクターとヴォリュームをバイパスして完全なパワーアンプとする事も可能ですので 光ヴォリュームと組み合わせてみるのも楽しそうです。 少し手の込んだ改造になるかもしれませんので、発表まで時間が掛かるかもしれません。 お待ちいただいているお客様には申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください。 |
09.10/3 光ヴォリューム 09.10/3 追記 |
やっと、本当にやっとのことで正式に発表できます。 吉田苑の製品開発の歴史の中で最も開発に時間の掛かったモデルになりました。 最初にこのパーツを手にした時の感想は 「ヴォリュームパーツ1個が10万円!!」 という怒りに近い驚きでしたが、実際に組み上げて音を出した時の衝撃は忘れられません。 それまでの、私のオーディオ衝撃度No1は「1bitアンプ」を初めて聞いた時でしたが このヴォリュームはそれ以上の衝撃を与えてくれました。 恥ずかしくて今まで人には言えませんでしたが、大袈裟でなく 「このヴォリュームはオーディオの革命だ!」 と思ったものです(恥 こんなに素晴らしいヴォリュームですから直ぐにでも商品化したかったのですが パーツ1個で10万円もするので、普通に箱を組んで商品として販売しようとすると 30万円ぐらいになってしまいます・・・ いくらなんでも、アッテネターボックスで30万円は無いだろうと思い、何とか20万以下で 販売出来ない物かと試行錯誤を繰り返しました。 このヴォリュームの性能は文句ありませんから、開発で最も苦労したのはコストとの戦いでした。 最初に完成した試作機は高級感のある重厚な物でしたが、販売価格は30万オーバーという 高価なモデルになってしまいました。 これでは話にならないので、初代をベースに不必要な装飾を外し箱自体のサイズも コンパクト化して徹底的にコストダウンして行きました。 2代目は、5万円ほどのコスト削減は出来た物の箱の強度に不満があり却下。 3代目はコンパクトにしすぎたため内部にパーツを組み込む事が困難で却下。 4代目でようやく25万を切る事が出来ましたが、それでも目標価格を5万円もオーバーしてしまいます。 吉田苑としては、どうしても20万円以内で発売したかったのでこれ以上は無理だと思い ここで一度開発を断念しました。 ところが、試作機を来店されたお客様に聞いていただくと 複数のお客様から「どうしても欲しい」とのお言葉をいただき、再度商品化の道を探りました。 そして、不必要な機能を全て外し単純なヴォリュームにしてしまえば、何とか198,000円での 販売が可能な目処が立ちました。 通常の仕様はセレクターはダミーで接続されておりません。 入力端子も3系統備わったいますが接続されているのは1系統だけです。 ご希望があればセレクター機能を追加する事も可能です。 さて、肝心の音質ですが店頭のNmode X-PM1に接続して聞いてみました。 普通に使用しても定位の良い、にじみの少ない鮮明な音を出してくれるアンプですが X-PM1のヴォリュームをフルヴォリュームにして、この光ヴォリュームを経由して音を出すと 針の穴を通すような精密な定位と、全くにじみの無い空間が現れます。 たかがヴォリュームに20万円!と驚かれるかもしれませんが、通常のヴォリュームでは到達出来ない 世界に連れて行ってくれる、恐ろしいヴォリュームですのでぜひ一度聞いてみてください。 正式な受注は10月中頃から、完全受注生産方式で1台ずつ仕様をお聞きして製作する予定です。 |
10/9 追記 もう一つこのヴォリュームの良い点を書き忘れていました。 なんとこのヴォリュームにはリモコンが付属します。 ですからリモコンの付いていないアンプにこのヴォリュームを入れるとリモコンが 使えるようになります。 この1点だけでも魅力的な気がします。 |
09.09/21 新型スタンド | ||||
前回、究極のスパイク型スピーカースタンドを作製しましたが、 (岡島日誌にあるよう)見事にコケた吉田苑です。 でもタダでは転びません。 ちゃんと新型スタンドを作っています。 どちらかと言うと、miniBASEの後継機種になるものですが miniBASEより一回り大きいのでminiではありません。 <写真は試作品ですので販売品は少しかわるかもしれません> 今回のコダワリ点は音質は当然の事ですが、高さ調整が出来る事でしょう。 写真の支柱部分が釣竿のように継ぎ足しが可能ですので高さが比較的 自由に換えられます。 また、見た目も少し拘ってみました。 支柱は日産スカイラインのR-32 GT-Rのガンメタと同色です! 気になるお値段ですが、本当は御安い価格で行きたかったのですが なんと今回は天板、支柱、底板全てにA7075ジュラルミンを使ってしまったので そんなに安くはなりそうも有りません。 でも、なんとか10万円以下を目指して最終調整しているところです。 10月の頭には発売出来そうなので、もう暫くお待ち下さい。 |
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09.09/04 ONKYO ND-S1 | ||||
中にはお待ちかねの方もいらっしゃると思いますが 当店にもND-S1のメーカー試聴機がやってきました。 知らない方もいらっしゃいますので簡単に、この製品を説明すると 通常はiPodを媒体に音楽再生する場合、ヘッドホンジャックか、ドックを繋げてアナログで音楽を聴く事しかできませんが、この製品はi-Podから、デジタルで音データを取り出し可能な製品です。 したがってノイズや送り出し側のパワー不足に悩む必要がありません。 (但し、デジタルデータですので、D/Aコンバーターやデジタル入力付アンプなりが必要になってきます。) 丁度、Wadia170“ iTransport ”に相当する製品と言って良いでしょう。 ただ、Wadia170の後発商品なだけに内容は結構練られていて ・USB接続も可能(PCからのD/Dコンバーターとしての機能も備える) ・同軸と光デジタル出力装備 ・内部構造がフローティング構造になっており振動を受けない作りになっています。 ・リモコンが、Wadia170に比べ割と立派で使いやすい 筺体は写真で見ると金属っぽいですが、プラスティック製です。 コストを考えると、仕方ないですね。。。 さて、肝心の音ですが、厳密の比較はしていませんが、Wadia170のノーマルよりは音が良さそうです。 単なるデジタル家電レベルでは無く、音にもこだってそうです。 改造については思案中ですが、やらないかもしれません。てっとり早くACアダプターをトランス電源へ変更しようと考えましたが、実売1万5千ぐらいの商品に3万以上もするの電源をつけるのもどうかと思います。 何か、別に低コストで改造できる方法があれば、改造するかもしれませんが。 |
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09.08/21 47LabsのチューナーとUSB-DAC | ||||
47研究所の今年初め頃、試聴会で何度かお目見えしていました4730 FMチューナーが発売になったようです。 吉田苑の試聴会でも一回聴いたレベルですが、47らしいストレート路線でしたし、今では懐かしいエアーバリコン使用というのも、少しアンティークっぽくて相変わらず意表を突いてくれます。 名前の付け方もさすが木村さん。シブいです!。当店も見習わなければ!!(苦笑) この商品、実は日本国内は50台限定だそうです。狙ってた方は、お早めにお買い求めください。 USB-DACの方ですが47からリリースされる事は私も知りませんでした。 当店もPCオーディオにも少し力を入れ始めた矢先でしたので、嬉しい不意撃ちでした。 音はまだ聴いておりませんが、近日中に入荷しますので、改めてレポートしたいと思います。 |
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09.08/08 Consequence Ultimate Edition | ||||
先日カウントダウンやってたDYNAUDIOの新型はコンシークエンスの進化モデルでした。 当店はコンシークエンス好きが多いのでもんですから、どんな音がするのか楽しみです。 (当店に展示導入されるか微妙ですが) 内容を見る限りでは、良くなってそうですが ただ、値段が現地で48,000ユーロぐらいですから単純に円換算すると650万円ぐらいですね。 現仕様のコンシークエンスが400万円ぐらいで買えてましたから、値上げ率がチョット高いかなぁ。。。 まあ、細々と特製ユニットや部材を使ってたスピーカーなんで、元々が安かったとも言えますが。 どちらにしても私には買えません(苦笑) 個人的には、誰でも少し頑張れば買える価格帯で面白いスピーカーで出てくれれば良いのですが! |
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09.08/06 DYNAUDIOの新型? | ||||
そういえば、本国サイト(http://www.dynaudio.com)では既にカウントダウンが始まっているようですので御存知の方も多いかもしれませんが、8/7にDYNAUDIOから新型スピーカーが出るようです。 実は内容は私達も知らされていません。 でも小出しの予告を見る限りでは ・ユニットを止めるリングがいつもの鋳物じゃなくて削り出し(または鍛造?)に ・ネットワークはテンプテーションでみた様な・・・ ・ネットワークの一部抵抗がこれも定番のセメント抵抗から圧膜フィルム抵抗に変更 特にセメント抵抗は誤差が大きいのでここが変わったのは期待できるかも? しかし内容からして結構高額なスピーカーじゃないかなと予想・・・ いずれにしてもどんなものが出てくるか楽しみですね!? |
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09.07/25 洪水!!! | ||||
数名のお客様より「洪水大丈夫ですか?」とメールを頂きました。 御心配下さいました皆様、この場を借りて御礼申し上げます。 お陰さまなんとか持ちこたえました・・・ 写真を撮って無かったの残念なのですが、実はかなり危機一発の状態でした。 元々、当店の立地はちょっと窪地というか水が溜まりやすい地域の1階が店舗なので洪水には弱いです。 店の前の道路は冠水で一時通行止め。 入り口のダスキンマットまで浸水してきてズブ濡れ・・・ これはヤバいと急遽、A7075ではないですが板でバリアを作って凌ぎました。 店内も商品やら展示機の避難で一騒動ありましたが、水位が上がって来なかったので なんとか浸水は免れました。 一安心したところで帰宅したのですが、道路のあちこちに冠水で動かなくなった車が放置してあり大渋滞で普段なら60分程度で付く帰路が2時間30分も掛かっちゃいました・・・たまらんです。 いやー大変な一日でした。 |
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09.06/12 CR-D2LTD入荷 06/19 追記 | ||||
CR-D2LTDが入荷しました。 CR-D2から見た目の変化はほとんど無く、サイドパネルの仕上げがサンドブラストから ヘアラインに変わり入力端子が金メッキに変わったぐらいです。 見た目の変化があまりにも無い物ですから、わざわざLTDモデルを出す必要が あるのか?? と、思ったのですが音を出したら納得しました。 CR-D2とはまた違った魅力のある音作りがしてあり、中高域の抜けや解像度は CR-D2の良さを引き継ぎつつ低域の量感を増やしています。 低域の量感を増やすとその低域が中高域に影響して全体の解像度が落ちる場合 が多いのですが、CR-D2LTDは解像度への影響を最小限に抑えつつ低域の量感を 増やしてあります。 また、CR-D2からすると情報量も少し増えているようです。 素材としてはかなり良質なモデルですので、このモデルの改造に関しては 今まで以上に気合を入れてやる予定です。 1週間〜2週間ほどでチューニングは完成すると思いますので、随時経過を ご報告させていただきます。 |
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06/19 中間報告 | ||||
お待たせして申し訳ありません。 CR-D2LTDのチューニングは60パーセントほど完了しました。 今回は母体となるCR-D2LTDの完成度が高いので、今まで以上に手を掛けて 入念なチューンを施しております。 現在の進捗状況ですが、本体及びメカ部の制振はほぼ完了し、メカ部と出力部 に使用するコンデンサーの選択に入っております。 上記写真の6群+αを用意してコンデンサーによる音質傾向の違いを確認中です。 コンデンサーの交換で音が変わるのか?? と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、コンデンサーの変更による 音質変化はかなり大きなものがあります。 例えば左上の黒いコンデンサーですと、音数が減少し解像度が少し甘くなりますが、 独特の滑らかさが出ますし、上段中央のシルバーのコンデンサーですと、レンジが 拡大し情報量が増えます。 また、個々のコンデンサーに特有の音色があり、ストレートにくっきりと出して来る 物もあれば高域に華やかな色が乗る物もあり、単純に高価なパーツだから高音質 という物でもありませんので(特にオーディオ用とアナウンスしてある物は音が鈍る 物が多いです)悩ましい選択になります。 コンデンサーの選択が終われば、脚の選択、底板、天板等の制振、内部配線材 の見直し、電源ケーブルの接続方法の見直し、等々を経て完成となります。 幸か不幸か吉田苑は今暇なため(大丈夫か??)順調に開発は進んでおりますので 近日中に最終的なご報告が出来ると思います。 ちなみに今回のCR-D2LTDは、上質な大人の音(どんな音だ??)の方向で チューニングしております。 もうしばらくお待ちください。 |
09.05/8 商品開発用リファレンスシステム |
大変ありがたい事ですが、最近新規のお客様が増えてまいりました。 それに伴い 「吉田苑のオリジナル商品はどうやって開発しているんですか?」 というお問い合わせを頂くようになりました。 良い機会ですので、ここで吉田苑の開発用リファレンスシステムを改めて お知らせしておこうと思います。 このシステムと同じ物を揃えれば吉田苑と同じ音が出る訳ではありませんが、 吉田苑が何を基準にして商品開発をしているのかを知っていただければ 当店の目指す方向性が見えるのではないかと思います。 スピーカーは DYNAUDIO SP25 を当店で改造したモデルです。 改造内容はツィーターボードをジュラルミン製に交換し、他にも細かなチューニング を施しています。 スピーカースタンドは hina The Base です。 どちらも既に生産完了したモデルですが、SP25の代わり商品開発の基準になる モデルが見つからないため未だにリファレンスとなっています。 このスピーカーより魅力的な音色を持つスピーカーは色々あるのですが、 商品開発の際に最も大切な能力である客観性(機材の変化を忠実に再生する能力) に関してはSP25を超えるモデルはあまり多くはありません。 アンプは先日まで SHARP SM-SX300の改造機(このモデルも生産完了してから3年以上 当店のリファレンスでした) だったのですが、ようやく現行品にその座を譲りました。 開発商品によって使い分けているのですが、Nmode X-PM1 と デジタルドメイン B-1a を使用しております。 どちらのモデルも客観性に優れ、機材の変化に敏感に反応してくれます。 CDシステムはCDトランスポートに hina HT01Ver2.0 を、DAコンバーターに SOULNOTE dc1.0SE-DNSを使用しております。 情報量が多く位相特性も良好なため、後段に大量の情報を処理出来ない物や 位相特性の悪い物を接続するとすぐに粗を出してくれるため、機材の視聴には 最適です。 開発するアイテムによっては別の機材を使う場合もあります。 例えば、CR-D2XRとセット販売するスピーカーの場合は当然CR-D2XRで音決めを しますし、SOULNOTEのCDプレーヤーの場合はSOULNOTEのアンプを使用します。 機器間の接続ケーブルは、全て hina の製品を使用しております。 以上のシステムで開発をし、最終的にはスタッフの自宅に持ち帰り自宅の システムで最終確認をします。 スタッフの自宅のシステムは秘密・・・ですが、使用スピーカーのメーカーを 少しだけお知らせしますと、DYNAUDIOやSonus-Faber、変わった所ではSHARP なんてのもあります^^もちろんsharpはサブでの使用ですが。 現在販売されている吉田苑のオリジナルモデルや改造モデルは、以上のシステム で開発されていますので、全く傾向の違うシステムに組み込んだ場合全く変化 が無かったり 、最悪の場合悪い方向に変化する可能性もございます。 そうならない為にもデモ機をご用意しておりますので、お気軽に貸出機をご依頼 ください。 |
09.04/30 『デンマーク人は嘘つかない』 |
今日は特に内容はありません。 DYNAUDIOのスピーカーを持ってる人ならお馴染みの箱に貼ってある ラベルです。(最近表記が無いモデルもありますが)下の方にはお約束の 『Danes don't lie.』 訳すと「デンマーク人は嘘つかない」の意になるのですが このラベルよくよく見ると Weight(重さ) 7,700Kg 「おい!! 7.7トンって、あんたイキナリ嘘ついとるやん!!! ディナウディオ最少スピーカーのエキサイトを運ぶのにクレーンいるのかよ(爆笑)」 と思わず突っ込まなければならないボケをかましてくれてます デンマーク人は笑いのツボが分かってる民族なのね ずっと思っておりました。 しかしよくよく調べてみると デンマーク圏の数値表記は「,」(カンマ)が日本語ではピリオド(小数点) の意味だそうです。 (逆にピリオドが日本語のカンマになります) ですから、7.7kgで間違いはないのです。 10年間デンマーク人はジョークがキツイ民族と思っていました。 今まで知らなかったのかよと突っ込み受けそうですが、いやー勉強になりました。 |
09.04/17 DYNAUDIO FOCUS220II | |
DYNAUDIOの新製品FOCUS220IIが入荷しました。 右側がオリジナル、左側の白い方が今回発売された 新型です。 御覧になってお分かりのように、ユニット配置や箱の サイズは全く変更ありません。 外見上の違いは、DYNAUDIOのロゴマークの取り付け 位置変更と、サランネットが延長され全面をフルに覆う タイプになりました。 この2点は音質にほとんど影響を与えませんが、 もう一点の変更点はかなり大きな影響がありそうです。 |
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今回の大きな変更点の一つであるベース部の アップです。 厚みは25mmから30mmに変更になり強度が 上がりました。 また、取り付け方式も変更になり今までは スペーサーを介して隙間を空けていたのですが、 今回は隙間を廃止してベタ付けになりました。 実はこのスペーサーはプラスチック製で、この パーツが良くも悪くも音質に大きな影響を持って いました。 今回はこのパーツが無くなったために、この 部分による影響は無くなりました。 右写真の通り、スパイクが細くなってコストダウン!?(笑) |
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肝心の音質ですが、ツイータのチューニングされたせいか、高域方向の解像度とエネルギーが上がり、中域から低域にかけてもポートが新たにチューングされており少しゆったりしていた部分に締りが出てきています。 全体にわたりすっきりとした方向に変化しましたので、ますます当店好みのスピーカーになったと思います。 もちろん、旧モデルから格段の進歩とは言いませんが、一歩進んだFOCUS220が楽しめると思います。 |
09.04/09 BELDEN CLASSIC18 |
「吉田苑JPにBELDEN CLASSIC18ってあるけどアレってどうよ?」 と言うい質問をタマに頂きます。 そういえば、ちゃんと紹介してませんでした。 このケーブル1m/350円とオーディオ用ケーブルでは最安クラスのケーブルですが音は 決して舐めてはいけません。 OFC銅無メッキ、ツイスト線。ジャケットはFlamrrestと言う難燃素材を使っているようです。 音は大変素直なケーブルでフラットバランスと言って良いと思います。 情報量も必要にして十分。 後はもうちょっと高域が伸びてくれれば、言うこと無いのですが、1m/350円のケーブルに 文句言っても酷でしょう。 「お金を掛けても音が良くなるとは限らない」の好例的ケーブルです。 当店標準オマケケーブルBELDEN497mk2は少し低音が出ますが、低音をもっと締めたいと 言う方にはうってつけでしょう。497に比べても情報量は変わりません。 また、セット商品のオマケケーブルはBELDEN497mk2ですが、CLASSIC18の方が 良いと言う方は商品購入の際、「497mk2じゃなくてCLASSIC18つけて!」とリクエスト下さい。 (BELDEN497mk2は1.5mペアでオマケしておりますが、 価格が安いのでCLASSIC18は2mペアでオマケ致します。) |
09.04/5 新型ケーブル 名付け親大賞決定 |
フレッシュマンセールで行った、新型ケーブルの名付け親募集にたくさんのご応募をいただき ありがとうございました。 スタッフのボキャブラリーの貧困さのせいか、ただ単にめんどくさくなっただけなのか分かりませんが お客様に新商品の名前を付けていただこうという、大変投げやりな企画にもかかわらず たくさんのご応募をいただき感謝しております。 本当にありがとうございました。 スタッフによる独断と偏見に満ちた会議の結果、受賞作が決定いたしました。 大賞 該当作無し アイデアもらいます賞 「IBUKI」 長崎県 M様 たくさん送ってくれたで賞 「彗星」「白うさぎ」 等 神奈川県 O様 面白かったで賞 「白ちゃん3号」 「グッドオーバル」=良い楕円=良し楕円=吉田苑 北海道 O様 以上、3名の方に決定いたしました。 実際の商品の名前は「HAYABUSA」に決定いたしました。 「IBUKI」のままでも良いのではとの意見もありましたが、もう少しスピード感のある名前に したくなりまして、ローマ字表記というアイデアを使用させていただきました。 たくさん送ってくれたで賞のO様はなんと21案も送ってくださいました。 残念ながらスタッフがすでに出していた案と重なる部分も多く、採用にはいたりませんでしたが その熱意はありがたかったです。 北海道のO様案の「グッドオーバル」は一部のスタッフに大きく支持を受けておりましたが、 「面白いけど商品名には使えないですね・・・」 の一言でボツになってしまいました。 いつか別の所でぜひとも使用させていただきたいです。 アイデアを使わせていただいた 長崎県のM様 には KENWOODのデジタルアンプ KAF-A55(展示品)をプレゼントさせていただきます。 神奈川県のO様、北海道のO様 には次期モデル「HAYABUSA」が完成次第プレゼント させていただきます。 今回採用にならなかった他の方々の案も大切に保管いたしまして、別の商品で 採用させていただく場合もございます。 その際はこちらよりご連絡させていただきますのでよろしくお願いします。 もちろん、その場合は何らかのお礼をさせていただきます。 この度はこのような微妙?な企画にご応募くださいましてありがとうございました。 これに懲りずに次回も(あるのか?)よろしくお願いします。 |
09.03/14 WADIA170 新型電源 速報 |
お待たせしました。 ようやく、通常版のWADIA電源ケースが完成しました。 フロント側左右の角に本体と同じ曲線を持たせて かろうじて唯の四角い箱から逃れました(汗 近日中に発売予定です。 |
09.01/29 01/30 追記 02/02追記 WADIA170 電源 |
お待たせしました。WADIA170用のモックアップが完成しました。 かなり個性的なデザインの物が完成しましたが、あまりにも拘りすぎて販売価格が 60,000円ほどになりそうです・・・ 普通に四角い箱ですと40,000円ほどで出来るのですが、正直迷っております。 デザインは普通でよいから安くするべきか、デザインにも拘って高価な物を作るか 皆様のご意見をお聞かせ願えませんでしょうか。 下記のメールフォームよりお知らせください。 お客様の声を集計させていただいて、結論を出そうと思います。 お手数お掛けして申し訳ございませんが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 アンケートは終了いたしました。ご協力ありがとうございました。 |
1/30 追記 アンケートにご協力くださった方々、貴重なご意見の数々をありがとうございます。 本来ならばお一人お一人に直接お礼のメールを返信するべきですが、予想以上に たくさんの方々にご協力いただいたため個々の対応が出来ません。 この場を借りて御礼申し上げます。 このような何の見返りも無いアンケートにご協力していただける方々が吉田苑の宝だと思います。 これからも皆様のご期待にお答えできるよう努力してまいります。 本当にありがとうございました。 状況の中間発表ですが、ほぼ9割の方が安い四角い箱が良いという結果が出ております。 アンケートは2/1まで受け付けておりますので、よろしくお願いします。 本日、電源ケースの中身を入れて試作機が完成いたしました。 オリジナルのACアダプターと比較すると、一聴してS/N比が上がり静かになった事が分かります。 位相特性も改善されどうしても取れなかった違和感が無くなり、スピードも上がり、音のニジミが 無くなりすっきりとした音調に変化します。 前回製作した試作機より格段に完成度が上がった印象です。 電源ケーブルの変更にも敏感に反応し、使用する電源ケーブルの特徴を的確に描き出す能力も 持っています。 店頭でオリジナルACアダプターとの比較視聴が可能ですのでぜひ遊びに来てください。 写真では・・・あれですが、実物はもう少しかっこいい・・・・と思います |
02/02 追記 アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございました。 予想以上に多数の方にご協力いただき驚いております。 今回のアンケートにご協力くださった方で専用電源をご注文いただいた方は 感謝の意味を込めまして、販売価格から 1,000円割引 と送料サービスを させていただきます。 ご注文の際に 「アンケート出しました。」 と、一言お書き添えください。 最終結果を発表いたします。 安価で四角い箱 23票 高価な丸型 11票 音が良いなら高価な丸型でも良い 4票 前半戦は「安価な物が良い。」が多勢を占めていましたが、後半で丸型が票を伸ばし かなり良い勝負になりました。 お客様の貴重なご意見を元にスタッフで検討いたしましたが 安価な四角のモデルと、高価な丸型モデルの2モデルを発売する事に決定いたしました。 ただし、外見のみの違いで2万円以上の差額ではさすがに厳しいので、高価なモデルは 内容もそれに見合ったハイグレード仕様にいたします。 販売価格はハイグレードモデルが 59,800円 レギュラーモデルが35,000円 を予定しております。 ハイグレードモデルは開発が完了しておりますので近日中に予約を開始いたします。 初期ロット(最終ロット?)は10台の予定です。 レギュラーモデルは現在急ピッチで開発中です。 デザインに関しては、お客様からいただいたご要望で最も多かった 「WADIA170と同デザイン」 をベースに検討しておりますが、コストの制約が大きいため どこまで出来るか未知数です・・・ 出来るだけご要望にお答え出来るように努力はいたしますが、結局は何の変哲も無い ただの箱になる可能性もございます。 もうしばらくお待ちください。 |
09.01/24 インシュレーター | |
A7075でインシュレーターを作ってみました。 商品企画自体は半年前ぐらいからありまして、色々試作しましたがやっと販売できるレベルになりました。 吉田苑の目指す音のレベルに成っていると思います。 価格はなんとか常識で買える価格にしたいですね! 近日、発売予定です。しばしお待ちを! |
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09.01/10 2009年始の御挨拶 | |
新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 吉田苑も今年で、創業19年になります。 我々でも直ぐに潰れそうな店と思っていましたが、しぶとく生き残っているのも ひとえに当店を御贔屓に下さってるお客様のお陰です! 後、6年続けて吉田苑 Special25をリリースしたいですね!(笑) 暇な時に、過去吉田苑HPはどんな事書いてるのだろうとウェブアーカイブを見直してますが、相変わらずです(苦笑) 興味がある方は見てみてください。 http://web.archive.org/web/*/http://www.yoshidaen.com/ (ウェブアーカイブなのでLink切れが多数御座います。御容赦を) |