部品の一つ一つも自社で開発するのだ。重要なボルトに至るまでだ。実際の経験から、自分で作るものこそ正確に 作動するということが分かっているからだ。理由はそれだけだ。 バスが6ヶ月でやり遂げたが、その過程で新たなコイルを発明した。)
まず、技術的に特異なユニークなものを実現しようというアイディアからスタートするが常だ。次いで、計測技術的見
地から試作品を作る。最初の基礎実験のためのプロトタイプだ。それから真の難題に取り組むのだ。リスニングテス ト、モディフィケーション、リスニングテスト、モディフィケーション....、これが100回も繰り返されるのだ。最後には、 何ダースもがスクラップにされるのだ。
プロジェクト全体がスクラップにされる場合も多い。当社チームの目標が達成できないことが確認できた場合にだ。
最も、経理部門の見解では、このようなケースは極めて稀だという。
アラン・ジェンセン(コスト・コントローラー)は嘆く。正直者のデンマーク企業では、新開発が成功することはそれほどし
ょっちゅうあることではないと。それでも生産開始に際しては、大量の特殊工具や装置を製造しなければならないの だ。
例えば昨年、新開発のトゥイーターのために75万マルクを投じた。だが、それでも無駄ではないというのが当社の考
えだ。
真実の発見に役立つのであれば。
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