H23.7.15販売完了

Nmode 1ビットプリメインアンプ 吉田苑チューニングモデル

X-PM2FWraithMKU

--価格--
NeutronStar搭載機 228,000円(税込)

ベースモデルのX-PM2Fの生産完了に伴い、販売を終了させていただきます。

クロック搭載機のクロック電源は全てLowNoiseタイプを使用しています

納期
御注文より1〜2週間でお届できます。

当店で御購入のX-PM2、X-PM2Fノーマル機からの改造については御購入価格の差額にて行います。
(お客様宅から当店までの送料は申し訳ありませんが、御負担下さい)
また、他店で購入された、X-PM2/X-PM2Fについても改造をお受けいたします。
まずはこちらから御相談下さい。

レイスからX-PM2F相当品バージョンアップについて

<H23.2.10>

大変お待たせいたしました。
あまりに待たせすぎまして、忘れらそうですが、X-PM2Fのレイス版Neutoron搭載モデルの登場です。
今回はNeutoron搭載モデルのみの販売となります。
ベースモデルにX-PM2Fを使用し、Neutoron搭載の意味がしっかり出るように、時間をかけて取りつけ方法、
音質の検証を進めてまいりました。ようやく満足のいく音質となりまして、
バージョンアップも落ち着きましたので発売いたします。


<以下、MK2以前までのチューニング記録です。>


X-PM2が10/7に発売されました。
元々、X-PM2ノーマル機でも、SX-100Fと比べて単純にサンプリング周波数が倍以上ちがうので解像度やS/N、スピード感は超えています。
ただ、X-PM2の最大の欠点はやはり低音のドライブ力不足でしょうか。
もちろん価格からすると、十分過ぎるほどの出来ですから欠点と言うのは酷でしょう。

既に吉田が少し書いておりますが当店は、発売と同時にクロックの搭載を試みました。
クロック搭載することで、解像度、音像の明確さ等、一層の向上を確認できました。
この時点でもタダモノでは無いレベルです。このまま販売を考えていました。
しかし、現時点発売されているアンプの中では唯一の1ビット機ですし、この音を聴いていてもっと良くならないかと欲が湧いてきました。

そこで、ドライブ力を上げるべくチューンに着手しました。
手始めにローパスフィルター周りのパーツを高品質なものに変更を行いました。
特にレンジの向上は確認できたと思います。

しかしドライブ力が向上したとは言えません。他にも小手先のチューンを試みましたが思ったほど向上しません。
やはり、電源周りのチューンに着手しなければなりませんでした。
そこで、めちゃくちゃ面倒ですが、別基板にコンデンサーをパラって電源容量を増加してみました。

音をだしてみると、低音再生には思いのほか効きました。
純正と違うコンデンサーで試したので、音色が変わってしまいましたが、効果は確認できました。
特に低音の沈み込みが多少改善され、弾力のある音は好印象でした。
出力15Wではパワーが足りないのでは無く、最も電力が必要な低音再生の時、電力供給が足りてない事が判りました。

しかし、この別基板を手組で作っていたら、店長は他の仕事が出来なくなってしまいます(泣)
それにこれも小手先です。


(左:ノーマル電源 / 右:換装する電源)

そこで、トランスを変更してみる事にしました。
ノーマル30VAに対し2倍の60VAと3倍の容量の90VAのRコアトランスをトランス屋に発注しました。
数日後、オーダー品が届き、トランスを換装してみたところ、音色が変わらず、しかも重く弾力のある低音が出てきました。
特に90VAのトランスの一番良かったので、90VAトランスに換装する事に決定しました。

実際、音を出してみて
SX100Fantomと比べても音色の違いがあるとは言え、当時100万のアンプと同等かそれ以上の音が獲得できました。
SX100Fを持っている岡島は
「X-PM2は安っぽいじゃないか!100Fの方が高級なパーツがふんだんに使われているし見た目もカッコイイんだぞ」
と強がりを言っていますが、音質は肩を並べるぐらいの音を実感しているのか、最近少々機嫌が悪いです(苦笑)

店長は早速、家に持って帰ってコンフィデンス5を鳴らしてみたところ、SX300改には敵わないものの近い物を感じる。
コンフィデンス5が思いのほか鳴って喜んでいました。
店内でも鳴らし難い、Consensus AudioのLightning SEが過不足無く鳴ってしまいます。

SX100が発売されて丁度10年経ちましたが、約1/10の価格で同等以上の音が手に入るようになりました。
もちろんSX100Fには100Fでしか体感できない魅力は未だに持っています。
どちらが上かという論議は些末な事だとおもいますが、技術の進歩を実感できるアンプになったと思います。

またネーミングのレイスですが、もうお気付きの方も多いでしょうが、SX100Fantom(幽霊)の名を受け継ぐべき
と考え、同じく幽霊のWraith(レイス)の名を冠しました。

最後に注意点ですが出力は測定すると定格出力で12W(8Ω)、20W(4Ω)とパワーアップしています。
普通の家庭では十分すぎる程の音量は確保できますが、爆音派の方にはまだ少しパワーが足りません。
申し訳ありませんが、大音量を望まれる方はご遠慮下さい。

● X-PM2(当店チューニング機)レイスバージョンアップについて

X-PM2レイス(標準機)に関しても、X-PM2F同等品に当店の方でバージョンアップサービスを開始します。価格は35,000円(税込)です。
お手数ですが、下記より決済して頂き、当店までレイスをお送り下さい。

変更内容ですがトランス、カウンターウエイトはそのまま使用できるので、基板交換、ツマミのみとなります。


● X-PM2(当店チューニング機)レイスクロック搭載バージョンアップについて

X-PM2(当店チューニング機)レイスクロック搭載バージョンアップについて

大変、お待たせしました。
レイスクロック(D-Clock/NeutoronStar)搭載機及び、レイスパワーのバージョンアップの御案内です。
X-PM2F発表から約3ヶ月も掛かりまして大変申し訳ございませんでした。
X-PM2F搭載のクロックの周波数はD-Clock/NeutoronStarのラインナップに無い周波数で、現行のD-ClockやNeutoronStarは、そのまま搭載できません。
そこで、他社のクロックを試したり、NeutoronStarを変更したりと試しましたが巧くいかず、試行錯誤を繰り返しつつ完成までお時間がかかってしまいました。
現在は新しい周波数に対応したNeutoronStarも準備出来ましたので、音質も更に滑らかになりました。

変更内容ですが、X-PM2Fへの基板の変更、ツマミとNeutoronStarは新しい周波数に対応したNeutoronStarへと変更いたします。
グレードアップのお値段ですが、大変お待たせしましたのでNeutoronStarの変更費用はサービスさせていただきます。(D-Clock搭載モデルも対応いたします。)
今回はレイス標準機と同額の35,000円+送料片道をお客様負担にて
2/1より実施させて頂きます。

X-PM10につきましては搭載スペースの関係で現在調整中です。