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X-PM2Fに続きX-PM10も発売になりました。 X-PM10もX-PM2Fと同じく1Bitアンプでは世界最高(!?)のサンプリング周波数24.5MHzのプリメインアンプです。 09月03日の『言いたい砲台』で試作機のインプレッションをしておりますが、その時は完全に塗装もされていない試作機でしたが、改めて製品版を見ると、美しいヘアライン仕上げのアルミ筐体、アルミ削り出しツマミなど完成度は高いです。 〇ー〇〇〇〇〇に似ている・・・などの意見もあるようですが、「確かに」・・・と思っちゃいます(笑) しかし、中々高級感があり価格相応の雰囲気はあると思います。 一見して試作と変わったのは試作機はスピーカーターミナルがWBT社製のものを使用していましたが、別のモノに変更されています。本体と電源BOXを繋ぐ電源ケーブルも試作段階から変わっているそうです。 スペック的には弟分X-PM2Fと大きく変わりませんが、音質はX-PM2Fの完成度を更に上げており、音のディティールは流石、上級機と言って良いでしょう。 別筐体電源、アルミ筐体や高級パーツが使用されているだけあって、X-PM10でないと出せない音質があります。 当店では過去最高と言っても良いぐらいのスピード感、分解能、解像度(音像の明瞭さ)を持っております。 惜しむらくは、低音の量感で、X-PM2Fよりは出ていますが、SM-SX300程ではありません。 (それでも、30万クラスの低音の量感は持ってると思います) レンジはSX300と比べて狭いという感じはありませんが、中低域のボリューム感がバランス的にややアッサリしています。 この中低域のボリューム感があれば、『SM-SX300を完全に凌駕』と謳っても問題無いレベルですが・・・。 とは言っても価格が全然違いますし、SHARP時代とは違う、非常に魅力的な音質です。 繊細で上品。非常に生々しい音で、この辺は24.5MHz機のならでは。 店頭で、様々なスピーカー(DYNAUDIO FOCUS220/140/110、コンセンサスオーディオ BOGEN/Lightninng SE、オーディオマシーナ CRM、クワドラル WOTAN VIII/RHODIUM 20など)を鳴らしてみましたが、どのスピーカーもその魅力を損なわず、1Bitアンプの持つ繊細さとキレのある音を奏でてくれました。 20W(4Ω)ですから大音量派にはオススメできませんが、クセは少ないアンプですので、どんなスピーカーでもそのスピーカーの持つ特性を損なわず、現代的な高い情報量、ハイスピードサウンドが楽しめると思います。 本製品は完全受注生産を取っているので、LEDの色変更、パワーアンプ化などキメ細かい要望にも応えてくれるようです。 こう言ったチョットしたサービスが嬉しいですね。 LEDの色見本もありますので、詳しくはNmode HPをご参照ください 手作りでこの音質。決して高くないと思います。 |