sm1.0 2.0 情報
3月9日(土)
da1.0、sm1.0 、sm2.0デモ機入荷しました。
まずアンプです。
最初の印象は従来シリーズに比べると残留ノイズも少なく、アナログアンプ並にS/Nが良くなった感じです。
音質イメージは従来シリーズでは2台必要だったBTLサウンドを一台で出来たのかというほど、一台でがっちりと弾む低域
、中域は厚く、しかしレンジ感は従来シリーズよりも広くなっています。
細かなニュアンス、情報量も多く、操作も従来シリーズで問題のあった部分をかなり改善しています。
今更、鈴木グループのサウンドを説明するまでもありませんが、さすがに久々に出すだけあり、内容的にも扱い的にも
大きく改善されたアンプになっています。

3月18日(日)
da1.0試聴レポート追加です。
徐々にエージングが進み評価できる程度に音が落ち着いてきました。特徴的なのは中低域の音切れが特に良くなってきました。
従来のモデルで感じられた若干の荒さ(これはこれで元気の良さに繋がりましたが)は後退し、400hz以下のところでしょうか、
音の鳴り止み際がスムーズです。これが印象的には良く弾む低域につながっています。
従来のモデルの高い方のセットでBTLを組んだ位の低域の弾み、制動が効いた感じです。
全体のレンジも広く、中低域に特徴を持ちながら全体の反応は更に早く、情報量の欠落を感じない音です。
この辺りは特に700VAの強力なトランスとNon-NFBのハイスピードな電源部が効いています。
従来シリーズからは多少大人になった感じもしますが、従来シリーズの業務用の延長線から、より民生で使いやすく完成された
モデルとなっています。

sm1.0 
 ¥79,800(pair税込)



sm2.0

¥189,000(pair税込)

st1.0

\113,400(税込1pair)  




現在入荷中のsm1.0、sm2.0デモ機もエイジング調整しての試聴中音の
報告はもう少しお待ちください。ハイコンプラインス・ウーファー、
リニアフェイズショートホーン、
メカニカルイコライザーと練り上げられた技術の集大成的なモデルです。
3月18日(日)
sm1.0、sm2.0も専用スタンドが到着し、本格試聴に入りました。
まずsm1.0ですが、一週間前に来たときは音がすかすかでどうなる
ことやらと思っておりました。現在鳴らし込みも進みセッティングもある
程度把握できてきました。
フルレンジで多少帯域的にはナローな感じもありますが、
それでも全帯域の音の消え際が早く、超軽量振動版の反応が非常に
早いため、上から下まで諧調は明確、明瞭です。
位相特性が良く音が良く弾みます。
この辺りはSOUL NOTEの商品全般に言えるかもしれません。
鈴木氏の作るスピーカーですから、音を丸くしたりして、
決して聞き勝手の良いスピーカーとはいえませんが、録音状態や、
上流の機材の性格もも良く分かる、ニアフィールド小型モニタースピーカー
としては中々完成度の高い、取り組み甲斐のあるスピーカーに
仕上がっています。
簡単ではありませんし、挑戦的で入門用にはちょっと難しいところもありますが、
ある意味sm2.0よりも嵌ると面白いスピーカーかもしれません。

次にsm2.0ですが、このスピーカーを見て最も皆さんが気になるのは
前作○○01でしょう。実際似てますし、音質的にも共通部分は多いのですが、
より位相が揃いレンジが広がっています。
超軽量振動版の反応が非常に早い部分は前作以上にブラッシュアップされ
レンジの広いよりモニターライクな作りになっています。
その分前作○○01よりはやや大人しくなりました。
とは言え、他のスピーカーと比較すると相当音飛びのしっかりした
サウンドですので、前作より小型化で扱いやすいサイズになった部分も含め、
前作をお買い求め損なった方にはお勧めです。

専用スタンドは4月上旬に定価ペア12万前後、実売価格
10万前後での発売予定です。
st1.0 追報です。
思ったより重く、強度も高い構造です。これがアルミですから
コスト的にはかなり安く抑えていると思います。
左の写真は、スパイクを
置く穴、後ろに置けば仰角が微妙に上がります。
コストから見ても音から見ても巧みなアイデアです。
低版の裏側です。ご存知。痛そうなスパイク、