デジタルアンプが特殊でなくなってきた今、DA04は興味ある問題を投げかけてきました。「デジタルアンプらしく無い」んです。
さっぱりした繊細ななどと云う言葉がデジタルアンプの一般的な形容詞だとすれば。 DA04には、「ホット」「力感」等をイメージする音色が感じられます。
つまりは開発者のサウンドポリシーはデジタルになっても表現されました。
見た目は、現場優先の小さくて軽いミキサー用アンプですが、実力はオーディオ的な視点からも充実しています。飽くまでもBTLにこだわる4chx100W構成で、2ch で300Wの出力を秘め、NONーNFB、ハイスピードの再生音はマランツプロならではの魅力を有します。01や02程の凄みとはひと味違うバランスのとれた、用途の広いパワーアンプです。
アンプの性格上アッテネータは極力高い位置で使うのが原則なのは云うまでもありません、これに対応した価格のプリが早く発表される事を望みます。
(既にデザインが統一されたプリアンプCA01が発表されています。その組合せによって変幻自在の使い方が可能になりました)
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4/2chデジタルパワーアンプ
DA-04 (シルバー、ブラック) |