Consensus Audio BOGEN

定価 \1,575,000 (税込)



システム 2-way エアフロー・ダンピング
キャビネット 共振制御合板(ぶな貼り合わせ)
ユニット構成 1インチ・セラミック・ツイーター × 1
5.5インチ・セラミック・ミッドウーハー × 2
(Accuton(独)製ユニットのオリジナルカスタマイズ)
クロスオーバー 2.5KHz
インピーダンス
能率 91dB
周波数特性 30Hz〜32KHz(-3dB)
入力端子 シングルワイヤー、WBT製(プラチナコート)
ネットワーク ムンドルフ製パーツのオリジナルカスタマイズ
外形寸法 980 (H)×205(W)×420(D) mm
重量 30Kg/1台

お待たせしましたコンセンサスオーディオの新製品BOGENが入荷しました!!

昨年、当店の大阪、東京OFFでお披露目しましたが同社のLightning SEの弟分に当たるモデルになります。
下の写真(茶色:BOGEN/白色:Lightning SE)を見るとわかると思いますが、Lightning SEに比べウーファーが一発少なく背丈も約20cm低くなりました。
外観の細かい比較をするとツイーター、ウーファーの口径も小さく、リア周りではポートも小さくなりました。
WBTの端子も分かりにくいですが、小型のプラチナ端子に変わっています。


Lightning SEはその小さな躯体にもかかわらずスケールが大きいスピーカーです。
反面、部屋の広さ(エアボリューム)、ルームアコスティックとアンプには気の使うスピーカーでもあります。
DYNAUDIO コンフィデンス5と同じく「鳴ったらスゴイぞ」的なスピーカーかもしれません。
特にリアのポートから出る低音をコントロールするのが鍵でした。

さて、BOGENはどうでしょう?と言うことで早速鳴らしてみました
アンプはNMODEの限定品X-PM1SRです。

・・・・

以外なほど簡単に鳴る。
アンプの素性の良さもあるが差し引いても、コンセンサスオーディオらしい低音のレスポンス、現代的なシャープで無駄のない音、響きの美しさは兄貴譲り。歪み感も感じない。
相変わらず低音の分解能はハンパない。低音の表現力の高さがAccutonユニットの魅力であろう。
女性ボーカルものも瑞々しく華麗に表現される。オーケストラの空間表現も秀逸で一つ一つの楽器の位置が手にとるように分かる感覚にとらわれる。古いJAZZをかけてもスモーキーさが上手に表現されており、再生ジャンルは選ばないスピーカーだろう。

レンジも広く、ユニットが小さくなった事を感じさせない。流石にスケール感はLightning SEには勝てないが10畳ぐらいの部屋ならBOGENの方が綺麗に鳴らせる。
岡島が『10畳最強スピーカー』と名付けていたが、確かに納得である。
日本の家屋には丁度良いサイズ、鳴りっぷりだ。

間違いなく100万〜200万クラススピーカーではオススメのスピーカーの一つであろう。