新 発 売2005年6月1日現在
シンプルRCAラインケーブル 標準という責任
充満するエネルギー 澄み渡る広帯域
PCAピンコードLSC RCSピンコードLSSC
LSCのみ材料入手困難の為
製造を中止いたします。 LSSCは販売継続です。
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1m pair | 10,500円(税込) | 1m pair |
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長さの延長は LSC 50cmにつき2100円 LSSC 3990円 税込
大変お待たせいたしました。ご要望の多かった。普通のピンプラグの発表です。
仕様 | |
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1.素材 | |
高純度銅多芯撚線+シルバーメッキ(MIL規格) |
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2.絶縁材 | |
絶縁体にKapton+Kynarの贅沢な構成。+銀メッキ銅編組+テフロンジャケット PVCを超える機械強度、対薬品、耐温度(−269〜+400) 特に電気特性の良好な特性のKaptonは宇宙から深海まであるいは パソコンや携帯電話等の小型、高機能化に欠かせない素材です。 |
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シース | |
無し 今回の目玉はここだと思われます。素材選びでうまく運んだ製作はここでしばらくストップしてしまいました。 |
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プラグ | |
金メッキ+テフロン絶縁+6枚羽スラントヘッドコネクタ ちなみにロジウムメッキはすべて独特な音調を持つという事で没になりました |
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開発 | |
Mr-X氏 . 竹田 敦 | |
開発製作
今回の開発製作は、相変わらず「ピンコードっていくらなら買うか?」というところから
始まりました。岡島が1万円から譲らないのが貧乏性なのか、最後は5000円というプラグ代にも
ならない企画が出て来る始末。とりあえず電源コードで培った技術を生かして安価なコード作りが
始まりました。あっという間にまたもや純銅単線が素材として選ばれたので順風満帆、しかしながら途中で銀メッキ撚り線がすばらしい帯域特性を示し、悩まれるところですが、音の傾向が違うので2種類作ってしまおうと余裕の開発体制が物を言います。
プラグでの音の違いは、そんなに無いようなので、
使い勝手、耐経年変化を重視してあっさりきまりました。
この段階での音は、もういつ出してもOKということで、未だに開発費を回収していないPSCとは
大きく違います。さて、後はジャケット被せて出荷だぁ、と吉田苑では開発スピード記録を立てる勢い
でしたが、とんでもない問題が持ち上がりました。シールド材を掛けたら「音が終わる」んです。
まるで市販の高価なケーブルのように色が付いたり、もっと高価なケーブルのように情報が変化し
たり「げろげろ」になってしまいます。
T「だめ、もうだめ、やってらんない」
X「理論的には何にも変わらないはずだけどねぇ」
T「常連さんに納めた分は見かけ要らなかったけど、今度は商品だしなぁ」
Y「とはいっても、シース掛けた状態でこんだけ音が変わるとは」
X「ま、問題は無いですけどかなりみっともないですよね?開発者としての
プライドが・・・・・・・」
O「ていうかかなり安っぽい」(笑)
T「社長、このままやっていい?」
Y「やれ、責任は店長という事で、」
T「うっ!」
ということでシースというかカバーをかけない事で、
前代未聞のみすぼらしいピンケーブルになりました。
普通に音がいい物をと思われる方はLSSCをお選びください。多分ご満足いただけます。
開発を終わって
やっとご注文いただいてから、一週間くらいでお手元に届けられる
ようになりました。しかし出荷していて気が付いたんですが、一品毎にハンドメイドで
一万円くらいのオーディオアクセサリを取り扱うということは異常に仕事が増えるという事です。
このコードを10万円で売っても1万円で売っても手間は同じなのです。
結論 まじめにコードを商売するなんてことはちょっと馬鹿らしい。
竹田 敦
ご使用に当たって
、真価を発揮するためには100時間程度のエイジングが必要です。