究極のSPケーブル　新きしめん ephemera（エフェメラ）

　　　　　　1.0ｍ/pair　　32.300円（税込）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　延長は50cm毎に、プラス16,100円（税込/pair） 　　　　　　　

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　妥協をせずに使いやすくなって、しかも価格も安くなりました。
去年の初め頃、紹介したのがシャトルーズ、覚えておいででしょうか。
使い辛い。見た目が悪い,価格が高い、でも音がとても良いという
あの曲者スピーカーケーブルです。
一年たって設計に余裕が出てきたのでしょう。
価格が馴染んできて更に使いやすくなったので改めて紹介しましょう。

　一番上の写真が前作シャトルーズ、下の2枚がエフェメラ。なんとプラスマイナスが
一本の扱いになりプラスマイナスにマークがついて本当に引き回しが
よくなりました。
カバーは明らかにシャトルーズと同様のシルクオーガンジーですが
加工性能が上がって、写真のように2本一度に加工が可能になったそうです。
ということで価格もぐっとこなれて買い易くなりました。
銅線の絶縁処理もシャトルーズと同じ処理をしています。
構造の解説は、何度もやってるのでやらない、と言いながら。
黙っていられないので重複を気にせずやってみましょう。
細い線はエネルギーをためない。スピードの速いシステムには劇的に鮮やかな
音像を提供する。
しかし、抵抗は上がってしまう（抵抗がどの程度音に影響を与えるかは微小な抵抗で
あるため不確定ではあるが）、ある程度断面積を稼ぎながら表皮効果を少なくする
ためには、そう表皮だけにしてしまえば、というわけで断面積の割りに表皮面積が
大きくなる平たいケーブルというのは非常にうまいやり方だと言えます。
　
　もちろん、シャトルーズから比べて線が丈夫になったわけでもなく、ケーブルカバー
は相変わらず猫の目を引く、光り物のひらひら形状ですから一般のSPケーブル
のように気楽に使えるわけではありませんが、吉田苑の推奨する
ハイスピードシステムを組んでいらっしゃる方には、一度試聴していただきたいものである。
しかし、基本的には安価なケーブルを薦める吉田苑としては、
大変高価なケーブルなだけに、その分恐ろしいほど速い、ためらいが無い、
切れ込みも鋭い。
一度はまると、ユーザーをアリ地獄に追い込む可能性がある。
是非一度お試しを。

	前作シャトルーズ ご存知、安っぽい、見かけもいまいち、 使い辛い、価格は高い 音が良ければ良いじゃないか、と言う 本物を愛するマニア向け。 見かけにだまされるオーディオマニア には絶対受けない。
	新きしめん（エフェメラ） そのまま。2本一組で見かけが ずいぶんすっきりとなりました。 プラス、マイナスが1本になり 使いやすくなったのは革命的。
	シャトルーズが1ｍで42,000円（税込/ pair）。 今回は１ｍで31,500円（税込/pair）と うことで25%の価格改定は魅力的だ。