店長竹田の

「大後悔日誌」


’05諦めが肝心
’06無駄な抵抗
’07今日はこのへんで勘弁したる
'08 choSuchbe'chugh vaj bIHegh !
'09 性能の違いが、音質の決定的差でないということを教えてやる
'10 数を撃てばいいというものではない、よく狙え


11/25 1bitファミリー、DYNAUDIO名機、勢揃い

しばらく更新をさぼっておりました。申し訳ありません。
8月に登山で足を捻挫した事を書きましたが、それからたくさんのお客様にご心配、お気遣いを
いただき多数のお見舞いのお言葉をいただきました。
皆様のおかげでようやく9割方回復しまして現在リハビリ中です。
こんな田舎のオーディオ屋の店員にこれほどお気を掛けていただき本当にありがとうございました。

さて、最近面白い下取り品が色々と入ってまいりました。


下から、SHARP SM-SX100(200へのVerUP品にD-Clock搭載のファントム)、SM-SX1、SM-SX10SEIII、
そして現行モデルのNmode X-PM2、X-PM2F、X-PM10、の1bitファミリー勢揃いです^^
なかなかこれだけのモデルが一度に入る事はありませんので、1bitの歴史をたどれる面白い
事になっております。


さらに、DYNAUDIO Confidence 5、SP25、Contour1.3SE、と歴代の名器達も入ってきました。
どのモデルも人気ですのですぐに売れてしまうとは思いますが、今週末までは置いておくように
しますので興味がある方は遊びに来てください。



10/02 吉田苑緊急試聴会

10/4発売のX-PM2F及びX-PM10のセッティング完了しました。
快調に鳴ってます。

さて写真下段に見慣れない装置が・・・・


実はコレ、リリックさんの東京ハイエンドショウのサプライズの一つの試作DAC

年内発売に向け鋭意作成中だとか。
サプライズ製品なので
「写真はやめてー」
と嫌がるリリックスタッフを尻目に、なんとか、おどし・・・(失礼!)頼み込んでシブシブ公開OKとなりました!

Nmodeでは初となる、横幅ハーフサイズのコンパクトDAC。
これが結構優れもので、DACプリ、D/Dコンバーターとしても使用可能。
他に
・リモコンによる音量調整
・USB、光、同軸対応
・高品位ヘッドホンアンプ搭載
てんこ盛りの便利なDACです。

さて下の写真にも見慣れないスピーカーが・・・・

こちらはリリックさんがX-PM2F/X-PM10を開発する際、開発用モニタリングスピーカーとして開発されたものです。
ユニットは最近吉田苑も威力をまざまざと見せ付けられたアキュトン製。
キャビネットは数十ミリ厚のジュラ板を貼りあわせた強固なキャビネット。

これが、音を出すととんでもないスピード、切れ味!!!
社長吉田をはじめ吉田苑スタッフ全員を驚愕させてくれます。
このスピードは木の箱では出せない音かもしれません。

しかしながら、このスピーカーは開発用に作製したので売る気は無いとか・・・・
この音に惚れた我々は早速
「ウチも欲しい!作ってくれー!!」
と交渉中です。でも売るとしても人件費、原価を無視したスピーカーなので100万円は軽くオーバーになるとか・・・

吉田苑試聴会は明日まで開催中です。いつもにましてハイスピードサウンドが聴けるチャンスですのでお近くの方は是非お立ち寄りください。

また、今日紹介した機種は東京ハイエンドショウにも持ち込むそうなので、東京近郊の方はハイエンドショウで聴いてみてください

09/18 DYNAUDIO Special 25 復刻版

既に何件かお問合せ頂いたのですが、DYNAUDIO USAの方で
SP25が75ペアだけ再生産、販売されるそうです。
しかしながら、国内代理店であるDYNAUDIO JAPAN様の話ではあくまでも
(DYNAUDIO USA 15周年モデルとして販売)
米国国内の販売分だけで残念ながら日本に入荷する事は無いそうです。
従いまして当店の方で販売する予定はありません。

吉田苑としても大好きなスピーカーですし、
写真の通り、今回のSP25はサファイアで採用されたボルドーフィニッシュ。
中々カッコイイなぁと思ってましたが、我々も目にすることはできそうもありません。
非常に残念 (涙


08/05 ご無沙汰の店長日誌です
実は先週から遅めのゴールデンウィーク休みを頂きまして
私の趣味の一つである、登山に行ってきました。

今回は4泊5日で北アルプス、3000m級の立山連峰の雄山から薬師岳への
縦走チャレンジです。
初日は無事、雄山の登頂に成功。山頂の神社にてお祓いしていただきました。
2日目の薬師岳を目指す途中恥ずかしい話、なんでも無い岩越えをしてる際に岩の傾斜
を見誤り、お祓いの効力も及ばず足を挫いてしまいした。
そこから次の山小屋までは根性で歩きましたが、山小屋に辿り着いた時には自力で歩く事も
困難な状態になっておりました。
一晩様子を見ましたが状況は悪化するばかりで、進むことも下山する事も出来なくなり
結局救難ヘリを呼ぶことに・・・

念願のアグスタウェストランドのヘリAW109(つるぎ)に乗れてラッキ・・・では無く
富山県警航空隊及び山岳警備隊並びに関係者の方々に多大な御迷惑をお掛けしたことを
深くお詫び致します。

いやはや、旅立つ前に当店スタッフより、「滑落してニュースになるなよ!(笑)」
「救助ヘリ呼ぶと高いぞ!」など野次られていたのですが
私は「ちゃんと装備も万端だし、多少登山の経験はありますから」と返していました。
まさかそれが現実の事になるとは・・・今思えばこの時に死亡フラグが立ったのでしょうか(苦笑)。
(ちなみに今回は県警のヘリだったので無料でしたが、民間だと50〜100万円)

というわけで暫く松葉杖生活です。
私が言うのも何ですが、皆様どうか無事に夏休みをエンジョイしてください。

店頭での接客はちょっと厳しいですが、出勤はしておりますので、電話対応並びにメール対応は
通常通りさせて頂きます。
いままで通りよろしくお願いします。m(_ _)m

それから、先程リリックさんからメールを頂いたのですが
当店では銘機の一つだと思っている、Nmode X-PM1が生産完了となるようです。
1BIT機とは違う、PWMデジタルアンプのスピード、ナチュラルさ、ドライブ力が魅力なアンプなだけに
少しショックです。
まだ少し在庫があるようなので、ご購入をお考えの方はお早めに。



06/03 ケーブルの抵抗値
オーディオマニアの方がケーブルに対して、こだわるポイントの一つが抵抗値だと思います。
オーディオケーブルには、低抵抗で、不純物の少ないものが適しているのが常識ですね。
ちなみに金属の抵抗値が低い順に並べると

1位 銀
2位 銅
3位 金
4位 アルミ
5位 マグネシウム
 :
 :
こんな感じになります。
1位の銀と2位の銅の差は少なく、聴感レベルだと好みの問題です。
私はオーディオに使用するケーブルは銀か銅、この二択だと思っていました。

ところが最近、テスト用に仕入れたケーブルの中にアルミ導体のケーブルがありました。
内容見ただけで、(抵抗値の高いアルミだから)音が悪い、情報量が少ないと思っていました。
テストではスピーカーケーブルと使用してみたのですが、困った事にコレが悪くないんです。
確かに情報量は多い方ではないのですが、露骨に音が消えるような事はありませんし、デキの悪い、銅線や銀線ケーブルよりは音数があります。
なんといってもスピードがあって、スッキリしたフラットな音でバランスが良く、目から鱗が落ちる衝撃を受けました。
もちろん、導体以外にも被服や絶縁体、構造などが関係しているのは間違いありませんからアルミだから音が良いとは申せません。しかし論理、理屈は大切な事だとは思いますが、それでも聴いてみないと分からない事はまだまだあるのだなと痛感しました。

残念ながら、このアルミケーブルは数量、コストの面で商品としてリリースする予定はありませんがケーブルの抵抗値って本当に必要なのか少々考えさせられました。

05/02 AUDIOMACHINA CRM
吉田苑は自分達がこれは良いと思った物を中心にお勧めしております。
そのため、お勧め出来る商品が無い場合いつまでも製造中止になったモデルが
店頭に残っていたりします。
ここ数年DYNAUDIO以外で自信を持ってお勧め出来るスピーカーが
ほとんど無くスピーカー冬の時代が長く続いておりました。
ところがここ最近、CONSENSUS、QUADRALをはじめ良質なスピーカーがぽろぽろ出てきました。
中でもAudioMachina CRM には驚かされました。
はじめて実機を見た時は、このサイズで100万円!!という驚きが・・・
貧乏症の吉田苑スタッフは100万円もするスピーカーですと余程の事が
無い限り認めませんから、このサイズで100万円という事になると驚くほど
音が良くない限りは認められることがありません。
その貧乏症のスタッフがこの音を聞いて
「これで100万は安いかも。」
と言って全員一致で採用が決定しました。
吉田苑の歴史でもこれほど簡単にこのクラスの製品が採用になった事はほとんどありません。
それほどこのスピーカーにはスタッフ全員驚かされました。
今までスピーカーの理想とされていた「ワイドレンジなフルレンジスピーカー」
という理想に限りなく近いスピーカーで、フルレンジスピーカーの良さである
明確なピンポイント定位を持ちつつ2ウエイスピーカーの持つワイドレンジさも
併せ持っています。(もちろん小型2WAYですのでズシリと重い低音が出る訳ではありませんが、低音再生においても無理している感じが無く、不足してると感じません)
特に定位の良さは抜群で、左右の定位は当たり前で奥行き高さまで含めた
立体的な空間表現能力はトップクラスの実力を持っていますので、
かなり精密な位相管理がされているのではないでしょうか。

アンプに対する負荷も低く、それほどハイスペックなアンプでなくても簡単に鳴ってくれる点も魅力的です。
どんなに良いスピーカーでも鳴ってくれなければ宝の持ち腐れですから・・・
私の愛用しているConfidence5も実力を発揮する事無く寂しい人生を送っていますから
この際スピーカーを入れ替えるのもありかな・・・などと考えております。

ひょっとしたら、吉田苑の中古コーナーに Confidence5 が並ぶかもしれません??


02/20 吉田苑リファレンス変更  

私の愛用していたテスターが故障してしまったため、新しい物を購入しました。
今まで使っていた物は、抵抗、DCV、ACV、導通チェック、等の基本的な機能のみの
シンプルな物ですが、今回購入した物は上記に加え温度計、湿度計、デシベル計、
輝度計、10AまでのDC・AC電流測定、コンデンサー測定、周波数測定、まで可能な
多機能モデルなのですが購入価格はいままでの物とほとんど変わりませんでした。
「最近の電子機器の値下がりは凄いな〜。」
と感心してしましました。

さて、オーディオ業界はどうでしょうか?

計測器のように数値で性能を見ることが出来る物は、単純に高性能=高価で分かり易い
のですが、オーディオ機器はまさに人それぞれで100人いれば100通りの解釈が生まれ
数値で音質を現すことは出来ません。
昔はパーツの精度が低く、精度の高い高価なパーツを使用したモデルが高性能であると
言えましたが、最近はパーツの精度が上がったため高価なパーツと安価なパーツでの
性能差はかなり小さくなりました。
もちろんボリュームのように高価=高性能なパーツもありますが、実際に回路を構成
している抵抗やコンデンサー等のパーツは高価=高音質とは言えなくなってきています。
そのため、普通のパーツを使用した比較的安価なモデルの中に一昔前には数十万
出さないと手に入らなかったクオリティーを持ったモデルが出てくるようになりました。

スピーカーに関しても基本技術は昔も今も変わりはありませんが、機械精度も上がり、
比較的に安いスピーカーの中でも良い物が見受けられるようになりました。
勿論、サファイアとFOCUSを比べればサファイアが良いのですが、部屋の広さ、環境によっての
選択肢は、スピーカーも高性能になり、昔と比べてかなり増えたのではないでしょうか。
とはいえ、アンプやCDに比べ、音への影響力がもっとも大きなところなので、ある程度のコストは
割くべき部分でしょう。

私がオーディオ機材を始めて購入した十数年前は、機材購入の予算配分は
4(スピーカー):3(アンプ):3(プレーヤー) もしくは
1:1:1(全て同じ価格帯)で組み合わせるようにという事が言われておりました。
しかし、これだけ電子機器が高性能(安価)になってくると極端なスピーカー一点豪華主義
という選択が可能になってきます。
予算の大部分を最も音質に影響を与えるスピーカーに回し、アンプとプレーヤーは
安価で高性能なモデルを組み合わせる事が出来るようになりました。
20万円の予算のうち16万円をスピーカーに回し、4万円でCDレシーバーを購入すると言うような
一昔前ではタブーに近いような組み合わせが実際に可能になってきています。

これから新たにシステムを組む場合はこういう選択肢も考慮に入れてみてはいかがでしょうか。

ここまでは比較的安価な機材も良くなってますよ!というお話でしたが、高価なモデルにも良い物は
あります。
実は個人的には大事件だったのですが、吉田苑のリファレンスシステムが変更になってしまいました。
今までは、SOULNOTE cd1.0SE-DNS と hina HT01Ver2.0 + dc1.0SE-DNSがCDプレーヤーの
リファレンスでしたが、PS audio Perfectwave システムに変更になりました。
HT01Ver2.0は個人的な思い入れも深いトランスポートで、社長の吉田と二人で連日深夜まで
夢中で試作を繰り返した、吉田苑が吉田苑のために作ったモデルでもあるために
個人的にはこれを超えるトランスポートは絶対に出てこないであろうという確信に近い自信が
あったモデルでした。
それを、いとも簡単に並んでくるものが出てきたことは大きな衝撃でした。
技術の進歩と言ってしまえばそれまでですが、正直凄く悔しいです。
しかし、良い物は認めない訳にはいけませんし、ナチュラルさではPS AUDIOだろうと言うことで
現在の吉田苑リファレンスはPS audio Perfectwave システムになっております。
負け惜しみに悪口を言いたいのですが、トレーの開閉が「ゲチョン」とパソコンのような
安っぽい動作をするといった、音質とは関係ない所でしか文句が言えない憎らしいやつであります。

それと話は少しそれますが、NmodeからX-PM1の限定モデルがリリースされるそうです。
どんなモノなのか、近いうちにレポートしたいと思います。

01/25 Blu-Spec CD

なにを今更とツッコまれそうですが個人的に長年愛聴しているCDがBlu-Spec CD化されたので試しに買ってみました。

ソニーに限らず、ビクターはSHM-CD、東芝EMIはHQCDなど各社ともCDのの読み取り面を工夫してレーザーの読み取り易いよう精度上げることで、CDプレイヤー側のサーボを少なくしてジッターを低減しているようです。

実際比較試聴してみましたが、通常CDに比べても、なるほど確かにBlu-Specの方が音が良いなと感じました。
特に音像の明瞭さ、分解能の高さはCDプレイヤーのクロックをちょっと良いモノに換えたぐらいの感じはあります。
ジッターの低減はクロックと同じですから当然の効果と言えるかもしれません。
ただ、一般のCDラジカセやカーコンポ等でこの違いが分かるかといわれると微妙な差なのかもしれませんが。

それと通常CDよりも200円〜300円高いのとラインナップを見てもCD全てが高音質CD化されないのは残念でなりません。どうせなら、今後、全リリースCDが高音質CDにしてくれれば良いのですが。

しかし今ではSACDの移行化を促進せずCDの改良を行っている所をみると「SACDは諦めたんですか?」と皮肉も言いたくなりますが、、、
この所、SACD、DVD-A、Blu-ray、HD-DVDと事あるごとにメディア統一競争を繰り広げていた大メーカーが最早販売されてから30年も経ちコピーし放題の著作権の問題のあるCDを音質面で改良してくれたのは非常にありがたい事だと感じました。
それにしても音楽メディアはこれからどうなっちゃうんでしょう??
圧縮音源が主流になるくらいならCDのままでいいじゃないかと思うのはマニアのワガママなのでしょうか・・・




01/16 FOSTEX HP-A3 vs AUDIOTREK Dr.DAC2DX

最近3万〜10万円ぐらいのDAC/ヘッドホンアンプが相次ぐリリースでかなり増えてきました。
(当店はそこまで実感はありませんがPCユースのお客様が増えたせいでしょうか?)
その中で面白そうなのが、FOSTEXのHP-A3と/HP-A7です。
この製品は低価格帯では初めての(?)32bitDAC搭載機です。
(サンプリングレートは192KHzです。)
面白そうなので、HP-A3を取寄せて聴いてみました。
価格帯も近いのでDr.DAC2DXと比較してみたいと思います。


16Bitとか32Bitって何よ!?と言う方に少し補足しておくと普通の音楽CDは44.1KHz/16Bitと言う規格で保存されています。
これは1秒間の音(正確にはアナログ信号)を44,100回に細切れにして、その時の音の周波数を65,536(2の16乗)段階に区切って音を情報化(デジタル化)しています。

ですので192KHz/32Bitとなると、1秒間の音192,000回に区切って各パート4,294,967,295(2の32乗)諧調で表現する訳です。とてつもない数字ですね。
もちろん、元々の音源がCDの場合、44.1KHz/16Bitで作られているので、原音(元データ)が変わる訳では無く間の補間を行うわけです。擬似的に音の情報量、解像度があがる訳です。
これがアップサンプリングと呼ばれています。

実際、音をだしてみると、理屈ではハイサンプリングされた物の方が滑らかに高密度に聴こえる場合が多いですが、デジタル部分では高密度情報であってもアナログになった時に、電源やその他の問題で、スペック程、劇的に音が変わる訳ではありませんが。。。

さて前置きが長くなってしまいましたが、比較開始・・・・
と言いたいところですが、実はこのHP-A3の電源はUSB給電なんです。
これは、「PCオーディオを意識した作り?」と思ったのですが、よくよく調べてみると、PLLと言う電源を使用していて、(これも説明すると長くなるので、知りたい方はPLLでググってみて下さい)ノイズが少なく高速な電源で、意図的にUSB化しているようです。当店にはUSB電源アダプターがありませんので、パソコンを音源にした、ヘッドホン(ゼンハイザーHD650)での比較となります。(実際オーディオシステムに組み込む場合、USB電源アダプターを別途御購入ください。量販店やPCショップなどで1000円ぐらいで売っています)

Dr.DAC2DXはヘッドホンアンプとしては結構侮れない実力を持っています。
某L社の高級ヘッドホンアンプと比較しても音色の違いこそあれ、劣ったところが殆ど無く、かなりコストパフォーマンスが高いヘッドホンアンプですが、流石に今回、スペックではHP-A3にやや見劣りがします。
大方の予想では、特に解像度ではDr.DAC2DXを圧倒するだろうと思っておりましたが、実際聴いてみると、思ったほど違いを感じません。若干密度の高さを感じますが、音場の広さがイマイチというか耳にまとわりつく感じがあり、Dr.DAC2DXの方がやや音が柔らかく聴きやすいと感じました。

もちろん、HP-A3のエージング時間がまだ1日程度なので硬さが取れてない可能性はありますが、スペック程、圧倒的に良いと言う訳では無いようです。
(ちなみにHP-A3もDR.DAC2DXと同じく保証対象外ですがオペアンプを換えて遊ぶ事も可能です)
ただ、「同軸デジタル入力が無い」、「高インピーダンスヘッドホンに意識した作りで無い」、「アナログRCA入力が無いのでアナログプリアンプとして使用できない」など、あって拡張性や使い勝手はDR.DAC2DXに軍配を上げざる得ないです。

それにしても最近のFOSTEXさんは、スピーカーだけでなくヘッドホンアンプ、DACなど精力的に事業を展開されていますし、「MADE IN JAPAN」に拘りを持っているのもポリシーとして良い事でないかと思います。今後も目の離せないメーカーになりそうで、私としても嬉しい限りですね。



01/09 年始のご挨拶とOrtofon Kailas 5

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいします

皆様のお陰で、吉田苑は今年で創業20年!
覚えていれば、秋頃に20周年イベントを何かするかもしれません。
忘れていそうな時は
「20周年イベントはどうなった!?」  とお声賭け下さい。

さて新春一発目の製品紹介はOrtofonのKailas5です。
Ortofonと言えば、カートリッジやトーンアームが有名なメーカーですね。でも当店も過去何度か紹介していますがスピーカー作りも侮れないものがあります。
高額なスピーカーはラインナップにありませんが、比較的お手頃な価格で高いパーフォマンスを発揮するものが多いです。

兄貴分に当たるKailas7も実は当店でもオススメに取り上げようと思っていました。
こんな低価格(1本約10万円)で3Wayで30cmウーファー2発(音圧:92dB 周波数特性:35Hz - 40,000Hz )ついてスペックだけみれば強烈なほどハイコストパフォーマンスです。
実際音を出すとスペック程スーパーなスピーカーでは無いですが、たまに見かけるスペックだけのスピーカーではなく、音は非常にまとまっておリ、低域の量感はとてもペア20万円のスピーカーとは思えませんでした。
ただ、もう少し低域を締めたいと思いチューンしようと思っていたのですが、重量が1本32Kgあり、腰痛持ちの私には辛く断念した経緯があります。





今回のKailus5は7と比べると、重量も軽く(21kg)ウーファーも20cm2発と少し使いやすくコンパクト(W260×D295×H880mm)に仕上がっています。
当店オススメのDYNAUDIO等に比べると、解像度では少し劣りますが、この辺りの価格帯のスピーカーには十分通用する解像度を持っていますし、そして低音再生能力は相変わらず流石です。
音調もマイルドで癖も少なく、アンプ食いでも無いのでそれ程アンプに凝らなくても十分歌ってくれるスピーカーです。
スペックは周波数特性38Hz〜35kHz、能率 90dbと相変わらず、素晴らしい。
もちろんスペックに拘る必要はありませんが、実売15万円でこの深い低音が出せるスピーカーはそうそうありません。
特にフルオケの低音をダイナミックに聴くには高価なスピーカーが必要でしたが、このスピーカーだと安価にフルオケが楽しめたりします。低音重視で低価格帯のスピーカーを探していた方にはオススメできるスピーカーだと思います。