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2013年4月25日発売
SOULNOTE
CDトランスポート
ct1.0
定価 307,800円(税込)
生産完了
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2013.4.27
4月27日(土)製品入荷しました。
前回は製品試作で、オールSOULNOTE製品で鈴木マジックの中、すいばらし音を出していましたが、今回は普通に店頭で、しょっぱなからいい音を出しています。さすがです。
2013.3.24
3月23日(土)、24日(日)とSOULNOTEの試聴会です。
久しぶりに鈴木氏も来店されて、FUNDAMENTALブランドの新型パワーアンプMA10とSOULNOTEブランドの新型CDトランスポートのct1.0の試聴会となりました。
今回の試聴会の目玉は、何と言ってもCDトランスポートのct1.0です。
MA10は発売がまだ先になりますので、ct1.0を詳しくご紹介いたします。
フロントから見た感じは、従来のSOULNOTE製品の顔で、トレイローダー方式のメカニズムを採用し、特に従来モデルと変わった感じはしませんが、天板、側版とアルミになっており、全体的に少し高級感が増した感じです。
動作も従来モデルに比べ読み込みが随分早くなり、普通に読み込み再生が可能です。
前作のCDプレーヤー、cd1.0、sc1.0は読み込みに15秒程度時間がかかり、慣れるまで結構いらいらしたものですが、
今回のCDトランスポート ct1.0は、メカニズムが従来のCEC社製からTEAC製に替わった事で、普通に読み込み、普通に再生と待ち時間が普通になっただけなのですが、なぜかほっとした気分になります。
では、ct1.0の特徴を上げていきます。
@最大の特徴ですが、付属のスパイクピンを装着することでCDメカニズムのダイレクト設置が可能です。
画像を見ると底板に3箇所丸く穴が開いており、CDメカニズムから直接スパイクが出て3点設置が可能になっています。
過去に似たような手法で、当社のHT01Ver2.0や見た目は違いますが、47研究所のピットレーサーもでメカをリジットに固定する事をやってましたが、この方法は大変な効果があります。
具体的に分かりやすいところでは、リニアリティがよくなりますので、全体の階調の改善、低域が伸び沈み込む様な低域の再現が期待できます。
特に今回のct1.0はシャーシとメカが分離されてますので、CDメカニズムのみをリジットに固定する事が出来ますから、
更に期待が膨らみます。
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本体の底板に丸く穴が開いており、CDメカニズムから直接スパイクが出ている。
これによりCDメカニズムがリジットに設置される。 |
A従来のSOULNOTEの商品には無かった、オールアルミのシャーシになっています。
従来のSOULNOTEの発想と言うよりは、今回のct1.0はFundamental製品に近いシャーシ構造を取っています。
(ミニマムストレスシャーシを採用)
天板を良く見ると、天板と本体との間に隙間が取ってあります。
面と面をくっつけない構造で、天板の影響を極力減らしています。
これは機器をチューンする際には天板を外してチューンする事が多いのですが、いざチューンが終わって天板を装着すると音が籠ってしまうケースが多々あります。
面と面をくっつけない構造とする事で、天板の影響を極力減らし、更にCDメカニズムも分離されている為、電気回路に与えるストレスを最小限に出来ますし、ct1.0本来の音をダイレクトに伝える事ができます。
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よく見ると、本体と天板の間に隙間が設けてある。
天板の影響を最小に抑える配慮が見える。 |
B電気的な部分で特に注目されるのは、音楽再生中に動いていない電気回路をシャットダウンする機能があります。
特にノイズ元になるマイコン部分の電源を再生中に切れるのは効果絶大です。(ディマースイッチオフの時のみ)
Cパルストランスレスのダイレクト同軸デジタル出力装備。
sd2.0の1番入力を使用する事で、パルストランスを入口、出口ともに持たない、ダイレクトな接続が可能です。
情報量のアップ、聴感上のS/Nのアップに繋がります。
DUSB(1.0/2.0)入力搭載で高性能DDCとしても使用可能です。
24bit/192hz対応。
ct1.0のUSB入力を使用すれば、44.1hzのみですが、接続を繋ぎかえる事無くsd2.0やdc1.0の1番(44.1hzのダイレクト端子)とct1.0のダイレクト端子との接続が可能で、PC再生でも純度の高い音が楽しめます。
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端子左から、USB入力(1.0/2.0)、同軸デジタル出力(ノーマル)、同軸デジタル出力(ダイレクト) |
Eアルミトップワイヤレスリモコン付属
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リモコンも少しだけ、見た目高級になりました。 |
試聴記です。
予想通りに、深く沈み込む伸びのある低域が響きます。
これが、このコンパクトなsm10から出るのかとびっくりする様な低域の再現性です。
クールでなければ達成できないと思う、正確な音階、広い音場と録音現場の空気感(本当の現場の空気)が伝わってきます。その反面、開放的でありながら、音楽の熱気と躍動感がビシビシ伝わってきます。
トランスポートでスピード感や空気感が違うのは、HT01Ver2.0やピットレーサーで体感していますが、これらのモデルとも全く違う感動です。
HT01Ver2.0はクールな感覚、ピットレーサーは円熟の正確さを持ちましたが、ct1.0ではクールな正確さを持ちながら鈴木サウンドならではの熱い音が印象的です。
現在、トランスポートとしては、考えられる最高のモデルと思います。
現在CDのメカは入手が難しく、波長の違うDVDのメカを乗せて各社SACDプレーヤーを販売しているのが実情です。
CDメカが全く無いとはいいませんが、昔と違い新しい商品に載せて使えるCDメカは数限られます。
音源として、ネットワークプレーヤーやPCが普及してきていますので、いずれCDメカそのものがなくなるかもしれません。
ただソフトとしては、SACDのソフトよりも、皆さんCDの方を沢山お持ちではないでしょうか。
出来の良いCDプレーヤー(CDトランスポート、DAC)は、PC音源をまだまだ凌駕するものがあります。
もう一度CDを見直してみてはいかがでしょうか。
まだ発売まで間がありますし、正式な販売価格も確定していませんが、多分CDトランスポートとしてはお勧めできる最後のモデルになるかもしれません。
多少フライングですが、ご予約を始めます。
当社の販売価格は、まだ決まってはいませんが、ご予約いただいた方には納得いただける価格で販売しようと思っております。ご予約いただいた方に、価格は決まり次第ご連絡いたします。
ご予約特典として、ct1.0と同時発売のFUNDAMENTALの新型デジタルケーブルとhinaのジュラルミン・スパイク受け ESD-SR1(3個)をサービスさせていただきます。
2013年4月25日発売
SOULNOTE
CDトランスポート
ct1.0
定価 294,000円(税込)
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