11.エリック・ニールセンの


エリック・ニールセンの
うそ発見器
 


ディナウディオのラウドスピーカーは、一台平均85ヶ所の品質保証管理ポイントを通過して初めて最終組立にまわる。

できあがったからといって販売にまわすわけではない。検証にまわすのだ。当社開発のコンピューター検証プログラ
ムを用いて、ケーブリング(時折)、周波数(月1回)、シャーシー(年一回)の欠陥を発見するのだ。減衰での欠陥を発見
することも多い。

さらに、自然が開発したプログラム(いかなる計測技術よりも優れている)を用いてスピーカーが真実を伝えているかど
うかを点検する。

全神経を耳に集中

鼓膜を鍛錬すると、聴力は100人のエンジニアに勝る。

そこで、インピーダンス及び周波数応答を計測(許容値は極めて小さい)した後、すべてのスピーカーを1台、1台、リス
ニングテストにかけるのだ。厳しいことで有名な当社チーフ・テスターのエリック・ニールセンは職場の同僚とともに。
音楽再生にいささかの歪みもないよう気を配るのだ。

 最後に自らの署名でこれを保証する。

スカンデルボルクの地下牢

真実は美だ。

証明できる場合には、特に美しい。

そこで、各スピーカーの個別検査記録は、実験室の金庫にしまわれるのだ。

すべてのデータと結果には、エリック・ニールセンと管理責任者がサインする。

ディナウディオ・ラウドスピーカーの所有者である皆様は、いつでもこの検査記録のコピーを請求できる。

デンマーク人は嘘をつかない




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