2018.4.28 前作のX-PW1ですが、発売から5年とロングランの商品で、今でも根強い人気のアンプです。 今回、このX-PW1がMK2にリニューアルされました。 先日限定発売されたX-PM100 10TH同様に、比較すると旧X-PW1やSEと比較してもかなり音調が変化しています。 変化としてはX-PM100(SE)から10THへの変化と同じ傾向です。X-PM100(SE)から10THの変化も大きかったですが、それよりも変化量は更に大きく感じます。レンジの拡大、情報量、パワー感ももう一段増えました。旧X-PW1のコンパクトながら重さのある低域はさらに磨かれ、SEよりも倍音も綺麗に、奥行き、定位感もより深く安定しています。 X-PW1は、Nmodeの1bitアンプとしては、比較的お求めやすい価格で1bitアンプを楽しめるモデルですが、それでも後発のX-PM7やX-PM100と比較するともちろん価格は違いますが、CP、クオリティの面でもう一歩上がって欲しいところがありました。 それで当社ではX-PW1をSE化(当社チューニングモデル)し販売していました。 ただ今回のMK2はSE化する必要はありません。 もちろん、X-PM7やX-PM100と比較して勝さる物ではありませんが、実売8万を切る価格で購入出来るアンプとしては、予想以上に十分なクオリティを確保しています。 旧X-PW1同様にモノラル使用も可能です。二台使い、バイアンプ等、色々と使い道も豊富なアンプとなっています。 【X-PW1オリジナルからの変更点】 ・特に位相特性に影響のあるフィルターパーツを高精度化。 ・今回10周年モデル用に、薄膜高分子積層コンデンサの専用品を製作。 ・フィルター定数も大幅に見直し専用部品を投入。 ・電源部にショットキーダイオードを使用。 ・ハンダ材料も、より高音質な材料に見直し。 X-PW1 MK2主要スペック 最大出力(STREO時):16Wx2(8Ω)、22Wx2(4Ω) 最大出力(MONO時):20W(8Ω)、32W(4Ω) サンプリング周波数:5.6Mhz S/N比:90dB 周波数特性:10Hz〜64khz 消費電力:17W サイズ:W210xH67xD243mm 重量:2.9kg X-PW1とSEのページも参考に御覧ください。 http://www.yoshidaen.com/nmode-x-pw1-se.html |