展示が導入されました。常時試聴可能になりました。 ご来店お待ちしております。 2013.9.13更新 今日は、同軸のデジタル入力をテストしてみました。ROTELのRCD-1570から同軸デジタルケーブルで、DIA-250のRCAデジタル入力に繋ぎます。RCD-1570のアナログバランス出力もそのまま繋ぎ、交互にデジタル/アナログと聴き比べてみました。DIAのデジタル入力は、RCD-1570のアナログバランス出力と比べ、情報量はやや少なく感じます。 S/Nは変わらない感じですが、細部の表現が少し寂しい感じです。ただ低域の切れと躍動感は、かなり増した感じで、よく弾みますし、高域にピークが無いので、声の表現も滑らかです。 ちょうどテスト中にSOULNOTEのsc1.0の中古が入りましたので、sc1.0とも比較してみました。 まずはsc1.0をトランスポートモードにして接続してみました。RCD-1570に比べて、情報量が多くなり、よりパワフルな鳴り方です。sc1.0のパワフルな感じが良く出ています。うーん中々いい感じです。 次にsc1.0のアナログバランス出力から接続してみました。倍音はこちらの方が少し多く出ていて弾みます。 ガンガン前に音が出てきます。少しうるさく感じるほどエネルギッシュです。 アンプの馬力も手伝い、相乗効果だと思いますが、sc1.0のパワフルさがより強調されます。 少し荒い感じにも聴こえます。 次にct1.0をデジタル入力に繋ぎます。sc1.0に比べ荒さが抜けて情報も多く滑らかです。このアンプのDAC部分は繋いだ機材の音は良く出ます。割とストレートにすっぱりと割り切った音なので、入力に使う機材の音はよく分かりますが、ややあっさりした感じがあります。ただ、この辺は繋ぐ機材とケーブルにもよりますので、緩めの機材を繋げば緩みますし、比較的分かり易いDACの様です。 それから、この手のアンプの内蔵DACとしては、非力さが全くありません。ここのところ数機種、DAC内蔵のプリメインを聴いていますが、DACが非力かアンプが緩いか、実態感の薄い機種が多かったので、これは中々面白い作りのDAC内蔵アンプだと思います。実売30数万なので、能力的に見ても約10万以上のDACに約30万以上のアンプと考えると性能的にもかなりお買得な機種と言えるでしょう。 2013.9.7 2ヶ月ぶりの「何か面白いものない」です。 今回はデンマークのコペンハーゲンにある、比較的新しいメーカー GATO-AUDIOのデジタル/アナログ入力付きのプリメインアンプの紹介です。 吉田苑が紹介するには、珍しくデザインの良いアンプです。ですが、久々にこのクラスで吉田苑がお勧めのアンプでもあります。(画像の天板のムラは保護用シートです。実際の商品は木目の天板とブラック/ホワイトラッカー仕上げがあります。) 全体的に丸みをおびたデザインに、フロントパネルの大きめなデジタル表示が目を引きます。デジタル表示は輝度の調整も可能です。 まずは入力の紹介ですが、アナログ入力はLINE(RCA)が2系統、バランス(XLR)が1系統あります。 LINE OUTもRCA/XLRを各1系統を装備しています。 デジタル入力は、D/AコンバーターにバーブラウンのPCM1794D、USB入力には、定評のあるX-MOSを採用した安定したデジタル入力を装備し、すべてのデジタル入力で24bit/192khzまでアップサンプリングされます。 デジタルアンプ部分は、シャーシ内部前方に配置されており、、シールドケース内に収められています。 まだ、輸入元からサンプルをお借りしてる段階なので、内部の写真は出せませんが、4Ω/500Wのパワーが出る割にはコンパクトなデジタルアンプです。 音質ですが、本日の試聴には主にDynaudio FOCUS160(Oberon)/FOCUS240/ConfidenceC1sigを使いました。 入力は、ひとまずROTEL RCD-1570のバランス出力からです。 いずれもしっかりと駆動できている印象です。全体的にデジタルアンプと言うと、高域方向の抜けの悪さを感じる物も多いのですが、このアンプの場合は、抜けの悪さを感じません。NmodeのX-PM10の様な1bit特有の高域の抜け、情報量まではありませんが、逆に低域方向の駆動力の高さと量感とうまくバランスを取った高域で、明確な階調と躍動感がしっかり出ます。 総合的に、ハイスピードでパワーと質が両立し非常にまとまりの良いアンプと言えます。 今日明日、土日ですが、これは紹介せねばと書き始めましたが、書いてる途中で店頭が少しいぞがしくなりましたので、月曜日以降にしっかり時間を取りましてデジタル入力/USBと続きを書きたいと思います。 まずは簡単なご紹介まで。 |