ステレオのご相談承ります。
接続編
アンプとスピーカー編
質問 出力24Wのアンプですが、入力60Wのスピーカーだとなりませんか?
答え なります、普通に使っている音の大きさは1Wもあれば十分です。
質問 出力200Wのアンプですが、入力24Wのスピーカーに繋ぐと壊れるのでは?
答え 壊れません、普通に繋いで普通の音を聴けます。もちろんボリュームを上げ続けると
どこかで壊れますが、そんな大きい音では聴かないでしょう。その前にスピーカーの音
が歪んで音楽になりません。
質問 うちのスピーカーは8Ωなのですが、4Ω〜6Ωしか繋げないと書いてあるアンプにつなげますか?
答え つなげます。インピーダンスは適合した方がいいのでしょうが、かといってそれほどシビアなものでもありません。
スピーカーのインピーダンスが高いと、同じボリューム、同じ能率でも小さな音になります。それだけです。
質問 使っているスピーカーは4Ωなのですが、8Ω出力のアンプは使えますか?
答え 一応使えます。スピーカーインピーダンスが小さい値の場合は、アンプから出力が楽に出る(日本語がおかしい)ので
あまり大きな音の場合、プロテクトがかかり、自動的にアンプの電源が落ちます。大き過ぎる音だったようですね
現在わずかですが2Ωのスピーカー等もありますが、お目にかかる頃にはあなたは立派なオーディオマニア。
鳴らす方法を知っていると思います。学校放送用のスピーカーを持ってきて鳴らそうとすると300Ωなどというスピーカーにも
お目にかかります。鳴らせないことはありませんが、早く学校に返しなさい。
質問 DACって何ですか?
答え CDプレーヤは、二つのユニットから出来ています。一つはCDをまわしてレーザーで信号面を読み取る
トランスポート部、もう一つはトランスポートで読み込んだデジタル信号をアナログ信号に変えるディジタル
アナログ変換機。アナログになって初めて普通のアンプに送り込めます。その部分D⇒A Converterの略です
つまりマニアは、トランスポートとDACを別に買ってCDを再生するわけです。
メリット、DACとトランポート部を別電源にすることによりクリアな再生が目指せるかもしれない。
デメリット 二つ筐体がいる。場所をとる。
質問 トランスポートって何ですか。
CDをまわしてディジタル信号を読んで、デジタルで出力する機会、出力はS/PDIF SonyPhilipsDegitalInterFace
同軸RCA、あるいはディジタル光出力がある場合が多い。これを普通のアンプに差し込むことは出来ない。
DACを使用することになる。一部の高級CDPには、トランスポートとして使えるようにデジタル出力も備えている場合もある。
質問 レコードプレーヤーを繋ぎたいのですが。
答え アンプのセレクターに「PHONO」という文字があればつなげます。無い場合はフォノイコライザーという機器を介してアンプに繋ぐことになります。
ただアナログレコードが鳴ればよいと言うことであれば1万、2万からあります。
アンプの形式
菅球式 真空管アンプ、タマ、チューブなどと呼ばれる。柔らかい、暖かい等の評価がされることが多いが、素子が光って熱が出ることにイメージを
左右されることも多い。真空管形式で3極、多極菅、メーカー、時代などで、トランジスター(石)より音質の振れ幅は大きいと考える方が無難。
しかしながら、菅球式素子の耐入力や直線性の高さは十分に魅力的だということも事実。
アナログアンプ
Bクラス、普通のトランジスタアンプ、もちろん素子も色々であるが、旧来から効率の良い増幅をするアンプ
Aクラス 歪み率を抑えるため、どんなに小音量の信号でも常時バイアス電流を最大にかける贅沢な増幅方式。
その分、電気代、発熱が大きく、出力は少ない。
デジタルアンプ 発売され始めた頃、マニアから反発を持たれたものの今では、下品に「デジアン」なぞとも呼ばれ親しまれ始めた。
各機種それなりの方式に別れ、一概に「デジタルアンプはこういう音がする」とかいうと馬鹿にされる恐れが多い。
上記のような状態なので形式にこだわらず、「実際に聞け!」と言うことになります。