Focus 260
 <写真:左>

定価 550,800円(ペア・税込)

販売終了
Focus 160
 <写真:左中>

定価 324,000円(ペア・税込)

販売終了
Focus 340
 <写真:右中>

定価 788,400円(ペア・税込)

販売終了
Focus 380
 <写真:右>

定価 1,004,400円(ペア・税込)

販売終了
色: ウォールナット / メイプル / ローズウッド  特注色:ピアノブラック/ピアノホワイト [納期 約2ヶ月]

コンフィデンスシリーズに続きフォーカスシリーズもマイナーチェンジしました。

マイナーチェンジに伴い旧ラインナップからFocus110が消え、新たにFocus340が加わりました。
既に店長日誌に記載しましたがFOCUSシリーズは以下の様に変更されました。
旧モデル  新モデル
FOCUS110→廃止
FOCUS140→FOCUS160
FOCUS220→FOCUS260
新規追加 →FOCUS340
FOCUS360→FOCUS380
となっています。

色はチェリー色が廃止され代わりにウォールナットが追加されました。
(このウォールナットは個人的には中々味があって渋いと思います。)
残念ながらブラックアッシュ色は日本国内には輸入されないようです。

ツィーターはディナウディオ、ミドルクラス定番のT380に少しパラメーター変更が加えられたもの。
FOCUS380はディナの高級モデルに搭載されるEsotar2が奢られている。
新コンフィデンスのユニットと同じくコーティングがベト付かないもの変わってホコリが付きにくくなった。
ツィーターボードは曲面が加えられた。

ウーファーの変更点は無いように思えるが、スペック表を見るかぎりでは低音レンジが1Hz程度ではあるが低くなっている(FOCUS160/380)ので小変更が入っているかもしれない。
ウーファーを支えるフレームはアルミ鋳造製のスリムなタイプに変更されている。
ネットワークの変更は特に無いが、一部の素子が新しいモデルに変わっている。
軽く叩い感じ、少しキャビネットが硬くなった(?)ように感じる。

ユニット及びキャビネットのデザイン・サイズに大きな変更点はありませんが、(既に店長日誌に記載していますが)ユニットの固定方法が旧モデルでは木ネジでしたが、今回のモデルから鬼目ナットが埋めこんであり、ボルトで締め込めるようになりました(要:トルクスレンチ)。
これによりユニットをガッチリ固定できるようになっています。
作りとしては全体的に、コストダウンしたとか手を抜いた感じは皆無です。

音質も旧モデルのスピード感、情報量など音質を継承しつつも、全体的に進化しており、音の滲み・曖昧さが減っています。
特に低音は量感を出しつつも音自体はタイトに仕上がっているので、音がダブつく感じがなく、低音のコントロールに悩まないで済みそうです。

気になる新規追加モデルFocus340もバランス良く仕上がっていおり、Focus260にミッドユニットを追加した構成でありますが、ミッドを追加したことにより、各ユニットとの繋がりが悪いなどという事はありません。
FOCUSシリーズのハイスピード、高解像度、高いレンジ感に加えて、低音再生に余裕を見せながらも、中域〜高域も良く伸びて位相バランスは優秀です。
「低音の量感は譲れないのでトールボーイが良いが部屋は広くない」と言う方にオススメでしょう。

ディナウディオに限らず、ブックシェルフとトールボーイが混在するシリーズモデルのスピーカーは、ブックシェルフモデルはレスポンスが良いのに、トールボーイモデルは低音が出る代わりにレスポンスがマイルドになる傾向がありましたが、今回はその傾向は然程見られず、どのモデルもハズレが無いです。

マイナーチェンジにつきデザインやユニットなど大きく変わっていませんので、どうも見た目の面白さ・新鮮さを感じませんが、その再生音は確実に一歩進化し、どのモデルもより一層、完成度が上がりました。
購入をご検討されておられるならば、安心してご予算、サイズ、デザイン、ご用途に応じて、ご選択頂いて問題ないでしょう。