Excite X14(画像右) 定価 172,800円(ペア/税込)生産完了 |
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Excite X34(画像中) 定価 378,000円(ペア/税込)生産完了 |
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Excite X38(画像左) 定価 507,600円(ペア/税込)生産完了 |
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Excite X24C(画像下) 定価 118,800円(税込)生産完了 |
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色: ウォールナット / ローズウッド/サテンブラック/サテンホワイト |
2013.10.25 DYNAUDIOのExciteの新シリーズが登場しました。 前回のシリーズでは、2ウェイのブックシェルフモデルが、X12とX16の2モデルありましたが、 今回はX16のサイズが無くなり、旧モデルのX12と同サイズのX14のみに2ウェイブックシェルフは絞られています。 価格もX12の120,000円(税別)価格より、円安の影響もあるのでしょうが、約2割のアップとなっています。 トールボーイのX34とX36は、旧ラインナップの延長線上で、こちらもやや値上げされています。 外観ですが、FOCUSシリーズ同様にウォールナット色が追加されました。 木目調は、従来のローズウッドはありますが、メープルが無くなり、新たにサテンブラック、サテンホワイト追加となっています。 光沢仕上げがありませんので、この辺がFOCUSとの差別化になっています。 当社として興味があるのは、X14とX34です。X38は近い価格帯に完成度の高いFOCUS260がありますので、 やはりFOCUS110、Excite X12完了後のこのサイズを埋める X14にはかなり期待を持っています。 今回は、先に入荷いたしましたX14をX12と比較しながら、音と中身を比較してみました。
まずは、X14とX12のユニットの比較です。 ユニットの外観は、ウーファー、ツィーターともほぼ同じで、構造も同じですが、ウーファーユニットのインピーダンスが変わっています。 X12が4Ωだったのに対して、X14では6Ω(ウーファー)になっています。
キャビネットはX12と同等品、仕上げの違いのみです。 ネットワークは変わって、X14では部品点数も増えています。 ウーファーのインピーダンスを上げ、能率を下げ、それに合わせてツィーターの方の能率も調整しているようです。 高域補正も入っていますので、X12よりも少し複雑なネットワークになっています。
トータルのインピーダンス/能率もX12の4Ω/86dBからX14では8Ω/82dBですから、同じボリュームで比較するとX12よりも音量は小さくなります。鳴らしやすくなったかと言うと微妙なところですが、高域補正も入り、より小音量に特化したスピーカーになっています。 ぱっと聴き、高域の出方は、割と上級モデルに近くなり分解能は高く聴こえます。 音量を上げると、X12よりも明瞭で多少派手な印象になります。 X12同様、空間表現の良さ、レスポンスの良さは引き継いでいます。 試聴室で試聴していますので、一般的な使用だともう少し低域の量も増えるでしょうし、少し豊かな鳴り方にはなるかと思いますので、このサイズのスピーカーの使用方法としては、より実生活に溶け込めるチューングに仕上げているようです。 小音量で、ハイクオリティに使いたい方には、良い仕上がりではないでしょうか。 |