 ↑タバコ箱と比べても超コンパクト
奥行きは結構あります。
H208×W123×D270mm
サイズ的に日本の家屋には使いやすいサイズだと思います。
スタンドはスピーカー本体とネジで固定できますし、デザイン的にも純正を御使用されることお奨め致します。
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しかし今回の310IBは良いです
幅12cm高さ20でウーファーサイズ11cmのコンパクトサイズですが小さい事をデメリットとではなく、メリットとして最大限活かしています。
ひとつは2WAYでありながら点音源に近く、特に今回ウーファーのドライバーを強化したお陰で、ツイーターとの音のつながりが良く、フルレンジスピーカーを聴いている気分になります。音像の出方がクッキリしていて、目の前に演者が現れるような錯覚を起こさせてくれるスピーカーです。
ふたつ目は、小型だからこそ可能なレスポンス性。
大型スピーカーはユニット鳴き、キャビネットが鳴き出すと中々鳴り止まず結果的にキレが悪く、スピードは遅くなる場合が多いですが、310IBは小さく且つ金属キャビネットのお陰か、切れ味の高いハイスピードサウンドが楽しめます。
また、金属キャビネットだから、カンカンキンキンサウンドかと思われるかと思いますが、そんな金属的な音は無く、ドイツ製らしい骨太で芯のあるサウンドでありながら温度感があり、ツイーター(ハイルドライバー)の繊細感が良くでています。
低音の絶対的な量感はこの価格帯では当店オススメ品ではQuadral picoやDYNAUDIO FOCUS140が相手となりますが、サイズがサイズなだけに少し及ばないですが、それでもこのサイズでは十分すぎる低音出ていますし、聴いていて無理やり低音を出している感じがなく、むしろこの素直でキレのある低音はこのクラスの他のスピーカーでは聴けない魅力があります。
また低音の量がありすぎても狭い部屋だと音が飽和してルームアコスティックに苦労します。そう言った意味では、310IBは日本の住環境にピッタリのスピーカーではないでしょうか。
まさに「カッコイイ」「ちっちゃい」「音良い」の三拍子揃ったスピーカーでしょう。
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