卓越した音楽再生機、スピーカーとの相性を考える。

時代も変わりデジタルアンプが一つの方式として定着し、電力的にも効率が良くなり時代錯誤的に商用電源の
半分以上を熱に変えてしまうような事が無いから、このような高性能なレシーバーができあがりました。
一つの筐体にまとまってしまえば場所はとらないし、電気は食わない。信号経路は短かくてすみます。
普通の生活を基準に考えるといいことずくめです。
ただ条件があります。メーカーが馬鹿にしないでまじめに作ってくれれば。。。。。かなり難しい条件ではあります。
今回、ONKYOさんから発表されたCR-D1は、その価格に似合わないおもしろい内部構成をしていたので、
SharpのSMーSX10で結果が出たSEで得たノウハウを導入することにしました。
結果は、聴いていただきければ分かります。5万円のミュージックセンター堂々の発売です。

CR-D1SE

  販売価格 49,800(税込)

VIVIDaudio V1.5
冗談でなく鳴ってしまいます。
いえVIVIDAUDIOの魅力をちゃんと
表現してくれます。
目をつぶって聴いたらきっと何の疑問も
なく音楽に浸れます。
価格的にはアンバランスこの上ないので
冗談として受け止めていただいても
構いません。


The MINIPOD

設計者が上記のビビッドオーディオと同じ
ということで非常に相性がいい、ちょいと
おしゃれに組み合わせても、音楽的に犠牲は
少ないスピーカーです。
インテリア色が強く、VIVIDAUDIOのように
本格的な音ではありませんから、マニア向けにはどうかと思う部分もありますが、いやいや充分満足できる楽しさも持っています。



JBL#4312D

この頃ちょっと路線変更でわずかに心を入れ替えた
JBLも少しまともに鳴ってくれます。
ブランドだけでアンプを買ってしまった人も多いでしょう。
現在お使いのアンプからこれにグレードアップする手も
あります。
意外なほどバリバリ鳴ってくれます。
ともかく騙されついでに、買って遊んでみるのも一興です。



ONKYO D-112E

吉田苑がアンプと同じメーカーのスピ
ーカーを進めることがあるなんて、
でもこの組み合わせはたいそう合います。
メリハリのきいたドラマチックな再生は
音楽ジャンルを問わず、思わず聴く人の耳
を傾けさせる、印象的な再生音です。
リングラジエーターはこういう鳴らし方だと
効果的ですねぇ。




DENON SC-CX101SE 
69,800円(PAIR)


現在、一番お奨めのスピーカーセットです、
オリジナルとは少しだけ違います。
内線張り替え、ネットワーク部品交換・固定し直し
ユニット取り付け方法改造、その他 ひ・み・つ
ですから他店で聴いていただいても何にも参考に
なりません。
しっとり感を含む元々の音に中域の切れ込みと見通し
の良さをしっかり仕込みました、気持ちの良い色気の
ある音です。
低域もそのままの量感を生かしました。
もちろんコントロールして更に充分ゆったり鳴らす
ことも可能です。
見通しの良さの中にも柔らかさがある組み合わせです。




SYSTEM1.1SE セット販売 
PIONEER S-A4SPT-VP

 評判の高かった兄弟機PMの兄貴分に当た
ります更に部材に豪華な物を選んで明快な中
域のハリ、しなやかな高域の質が上がったよ
うです。スケール感と前に迫る迫力がこの
スピーカーの特質でしょう

こぼれ話 
個人的な話で、恐縮なのだがレシーバーが好きだった。 Lo-DのR-600、YAMAHAのR-2000、
SANSUIのstero7 考えるとこの手の型番が歴史に残っていない。
つまりは、格好が悪かったのだろう。やっぱりオーディオマニアは便利が嫌いなのである。
それでも当時はレコードプレーヤー(アナログディスク)がでかかったからレシーバーもでかかったが、
音楽メディアが塩化ビニ−ルのアナログディスクからCD(コンパクトディスク)に変わっても
プリメインアンプ+チューナー+CDプレーヤーが一緒になってもなんら不都合はないのである。

                                                By 岡島