店長竹田の

「大後悔日誌」


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’06無駄な抵抗
’07今日はこのへんで勘弁したる
'08 choSuchbe'chugh vaj bIHegh !


08.08/02  DYNAUDIO Exciteシリーズ入荷+α


DYNAUDIOの新製品 Excite シリーズが入荷しました。
今日到着したばかりの新品ですが、取りあえず最初のイメージをお伝えします。
価格的にAudienceシリーズの後を次ぐモデルという位置付けのようですが、
デザインを含めユニットの新設計等、大きく変更されています。

Audienceシリーズはフロントバッフルがユニット直径よりかなり広めに設計され
奥行きはあまり深くありませんでしたが、ExciteシリーズはDYNAUDIO共通の
フロントバッフルはユニット直径ぎりぎりで、奥行きで容積を稼ぐタイプになっています。
もう一つ地味ですが大きな変更点として、ツィーターのコーティングが変更されたようで、
今までのようにツィーターに埃が張り付きにくくなっています。
この改良は今まで埃に悩まされたユーザーにとっては大きなポイントになると思います。

音質ですが、Audienceシリーズとは音作りが少し変えてあるようで
全体に音色が明るくなり、北欧的な陰りや暗さが無くなっています。
DYNAUDIOのソフトドームらしい滑らかな高域が持ち味で、位相特性に優れた
安心して使えるスピーカーになっています。
どのモデルもインピーダンスは4Ωで能率も86dB〜89dBと高くはありませんが
聴感上の能率は高く、SOULNOTEのsa1.0で能率の最も低いX12を大音量で鳴らして
みましたが全く問題無く鳴っていました。

モデルごとのインプレは、これから鳴らしこんでエージングが進んでから
またご報告いたします。

おまけ

DYNAUDIOの名機Confidence5が入荷しました。
久しぶりにじっくり聞きましたがやはりすごいスピーカーです。
特に今回はSM-SX300改を使用しましたから、ウーファーがちゃんと駆動された状態で
聴く事が出来ました。こんな事を書くと「今まではどんな聞き方をしていたんだ。」
と言われそうですが、このスピーカーはウーファーが動かなくても美味しいのです(言い訳)
しばらくは店頭にあると思いますので、興味のある方は聞きに来てください。
一つの結論が見えると思います。



08.06/27 THIEL SCS4  (1本 税込 173,250円)

最近更新をサボっていたので、その間に展示導入された3機種を一気
にご紹介します。

1本目はTHIEL SCS4です。

アルミ振動版をツィーターとウーファーに使用した、同軸2ウェイユニット
を採用したスピーカーで、フロントバッフルにもアルミダイキャストを採用
するという徹底した素材の統一を図ったスピーカーです。
同軸型ユニットは昔から存在している手法ですが、ツィーターに
金属振動版を使用しウーファーに紙を使用されていたため音色の統一感が
今一歩の物が多く、この方式の最大のメリットであるフルレンジ
スピーカーのような音のつながりの良さを発揮出来ない物が多かった
ように感じます。
そういう意味ではツィーターとウーファーに同一素材を使用する
というのは大変正当なアプローチで、昔からスピーカーの
理想とされてきた
「レンジの広いフルレンジスピーカー」
にかなり近づく事が出来た良いユニットだと思います。
スピーカーターミナルは大型のシングルワイヤリング専用の物が
採用されておりかなり太いスピーカーケーブルまで余裕を持って
接続出来ます。

開封して最初の音出しはSHARPのSM-SX300を使ったのですが
レンジ感の狭いかまぼこ型のエネルギーバランスで、中域だけが
張り出した物足りない鳴りでした。
実際には十分にレンジは広く上下とも良く出ているのですが、
SM-SX300のような超ワイドレンジでフラットバランスのアンプで
鳴らすと、物足りない鳴り方をしてしまうようです。

価格はペアで30万円ほどの中級クラスのスピーカーですが
ある意味DYNAUDIO SP25並に鳴らすのが難しいスピーカーで、
解像度が高く駆動力のあるアンプで鳴らして上げないと
本領を発揮してくれません。

そこで、ある程度聴感上のレンジ感を確保しようとSOULNOTE da1.0と
sc1.0SE-Dで鳴らしてみました。
この組み合わせはびっくりするほど相性が良く、レンジ感も広く
上下ともに良くレンジの伸びた好ましいバランスに変化しました。

高域はアルミドームとは思えないほど滑らかで刺激的な音は一切
出しませんが、透明感は高くとても良く制御されています。
中域から低域にかけては良く弾み押し出しの良い鳴りをします。

特に良い点は、刺激的な音を出さないのに透明感の高い広い音場を
再現できる所にあり、同軸ユニットらしい定位の良さと相まって
楽器やヴォーカルの立ち位置を明確に提示してくれます。

聴感上の能率はかなり低いのでパワーのあるアンプが必要になります
し、CDプレーヤーも情報量の多い物が必要ですので機材の選定
には気を使いますが、追い込めばかなりの所まで鳴らせる実力を
持ったスピーカーだと思います。



08.06/27 AMM LAB AM-105i  (ペア定価 167,790円)

半年以上前に注文していたスピーカーがやっと入荷しました。
お客様からの問い合わせを多数頂いているスピーカーだったのですが
商品が全く入荷せず、音を聞くことも出来ずにお問い合わせに
答える事が出来ない大変難儀なスピーカーでした。

ようやく本日入荷しましたので、今までお問い合わせいただいた
お客様にご報告を兼ねてのインプレッションです。
今日開梱したばかりの新品ですからエージングが全く進んでいない
状態での視聴ですので、その点はご容赦ください。

まず、CR-D1SEMkUで鳴らしてみましたが全く低音の無いスカスカ
の音になってしまい、慌ててアンプをSOULENOTE da1.0に交換
しました。
聴感上の能率はかなり低くパワーのあるアンプが必要なようです。

極端に高域寄りのエネルギーバランスで、普段吉田苑がお勧めして
いるフラットバランスのアンプを使用すると低音不足を感じます。
反応の早いきびきびとした鳴りなのですが、壁に近づける等の
低域の補強をしないとシャリシャリ鳴るだけのスピーカーに
なってしまいそうです。

全くエージングが進んでいませんから、これから低音が出るようになるかもしれませんが
このまま使用するにはかなりのテクニックが必要になりそうです。
逆にスピードや解像度をあきらめれば、低音が多目のアンプを選択出来ますので
雰囲気重視の面白いスピーカーになると思います。

秘めたポテンシャルは相当高いと思いますので、もう少し鳴らしこんでからもう一度ご報告いたします。



08.06/27 SONY NFA-PF1 「Sountina」 (定価 1,050,000円)

言いたい砲台でご報告した不思議なスピーカーです。
指向性の高いツィーター部をなんと有機ガラス製の
円筒部で受け持ち、完全に水平360度をカバーする
という、しかもステレオ再生でなく一本で鳴らそうという
画期的な製品。
過去に無指向性への試みはいくつものメーカーから出て
いましたが、概ね失敗しています。
しかし一本で鳴らそうと言う考え方は新しく、その音は、
さわやかで驚くほど速いのに驚かされます。
凛とした存在感があり、CDを聴いていて、
2ch再生にも負けない楽しさがあります。
ミッドレンジは7センチ、ガラス管の下にセットされ、
円筒内をドライブするかのようなレイアウト、ガラス管を
触ってみると意外に低い周波数まで振動しているので
透明感の在るさわやかな音色は全体域に及んでいる
ようです。

お勧めの使用方法としては、上品なホテルのロビーや
おしゃれなバー等、さりげなく広い範囲をカバーするのに
向いています。
なまじ2chステレオ再生だと、サービスエリアが稼げるように
見えて、立体音響が聞ける場所はほとんどありません。
本製品は、どこにいても同じようなさわやかな音楽に
浸れます。
まさにサービスエリアの広さと、質の高さを持っています。
発音体が一つなのに、かっちりとした存在の確かさがあり、
といってもどこまでも奥行きがあるような3次元空間が
見えます。
これはDSPのうまい使い方だと思います。
ピアノを10メートル先で聴いてもピアノの楽しさは変わらない
といった雰囲気を良く再現していますし、意外に近寄っても
やかましくは無いのは不思議です。
これこそがスピードが速い証拠でしょう。

3色に変わる発光部。暗い部屋に置くとぼんやりと浮かび上がる
照明は、品良くまとめてありおしゃれです。

アンプ内臓ですので、後はPC等の入力機器を用意すれば
おしゃれなBGMマシンの完成です。
リビング等で音楽を聴きたいが、オーディオ機器は置きたくない
という方にお勧めできる素敵なインテリアになると思います。



08.04/27  TANNOY Mercury F1 Custom (ペア定価 40,950円)

CR-D1SEMkUと組み合わせるスピーカーとしてONKYO D-112E(ペア定価42,000円)
をお薦めしておりますが、D-112Eよりソフトな耳当たり良いスピーカーが
欲しいとのお問い合わせをいただきましたので同価格帯のスピーカーを
改めて視聴してみました。
その中で一番バランスが良く聴きやすかったモデルがTANNOY Mercury F1 Custom
でした。
インピーダンス8Ωで能率が87dBという鳴らし易いタイプで、D-112Eより
1回り大きく、1歩下がって見た時の高級感はなかなかです。これで色が選べれば
なお良かったのですが白木木目調のみの展開のようです。

良くも悪くもD-112Eとは音の出かたが違うスピーカーで、解像度やスピード
を求める方にはお薦め出来ませんが、定位を明確に提示しながらもキツイ所
が無く耳当たりの良いソフトな音質で、曖昧な音にならずに出すべき所
はしっかり出してきます。
レンジは欲張らずに上も下も滑らかに減衰させてあり、この無理をしていない
所がまとまりの良さにつながっているようです。

D-112Eではきついと感じている方にはお薦め出来るスピーカーです。






08.01/31 ニュース速報  


DYNAUDIOのSP25がついに生産完了になりました。

長い間吉田苑のメインスピーカーとして頑張ってくれましたが
さすがに25周年記念モデルを30周年記念モデルが出た後まで販売する訳には
行かなかったようです^^;

自信を持ってお勧め出来る商品がまた一つ減ってしまいました。
この替わりになる面白いスピーカーをご紹介出来る日が早く来ると
良いのですが・・・



08.01/18  スピーカーケーブル製作


お気付きで無いお客様もいらっしゃるのですが(私の怠慢なのがいけないのですが・・・)
吉田苑は少し前から通販専用ページを立ち上げております。



このページでは当サイトでは紹介していない商品も少数ですが取り扱っておりまして
この度、切り売りケーブルも始めました。
その中にカプトンAWG22-2芯ツイスト
というケーブルがあります。
かなり細いケーブルですが、癖が少なく
抜けの良いケーブルですのでラインや
スピーカーケーブルとして使ったりと、
色々遊べると思います。
使い方は様々ですが、今回はスピー
カーケーブルとして使用する際の
お勧め方法です。
もちろんこういう風に使わなくては
ならない、という訳ではありません。
構造によって音は変化しますので
ご自分で工夫して色々ためして
貰っても楽しいです。
このケーブルはかなり細いため、
このまま普通にスピーカーケーブル
として使用すると低域の量感が不足
します。
そのため今回は2本撚って使用して
みました。

まず端末の外皮を剥きます。
かなり硬いため無理をするとすぐに
内部の皮膜に傷を付けてしまいます
から、慎重に作業してください。
良く切れるカッター(刃は新品を使用
してください)で内部のケーブル
の隙間に沿って縦に切れ目を
入れます。
内部の線は撚ってありますから、
一度に長い距離に刃を入れずに
5ミリ〜1センチぐらいずつ根気強く
作業してください。
5ミリほど縦に切れ目を入れたら、
そこまでを剥いてニッパー等で切り
取ります。
この作業を85ミリ前後まで
両端*8箇所、頑張って剥いて下さい。
剥き終わったら2本を揃えて、
片側の同色同士を撚り合わせます。

次にその寄り合わせた下の部分
から全体を緩く撚ります。
大体7〜8センチに1撚りぐらいです。

撚り終わったらもう片側の外皮を剥
いた所を先ほどと同じように同色同士
で撚り合わせます。

ここまで出来たら残りもう2本も
同じように撚ってください。
次に外皮の剥いてある所と剥いてい
ない所の境目に熱収縮チューブを差
込み、ドライヤー等で暖めて固定します
(このケーブルをお買い上げの方で
ご希望の方には熱収縮チューブを
差し上げますので、熱収縮チューブ
希望と一言お書き添えください)
固定場所は剥いてある側に1センチ
ほど被せた所が良いです。
固定場所は剥いてある側に1センチ
ほど被せた所が良いです。
固定出来たら端末の処理に入ります。
内部の線を傷付けない様に慎重に
作業してください。

まず軽くカッターで1周切れ目を入れ
(表面に薄く傷が出来る程度)
切れ目を折り曲げてください。
折り曲げた時に内部の銀色の線が
見えればOKです。
そのまま皮膜を引っ張れば抜けます
ので、剥いた同色同士を撚り合わせ
てください。
これで完成です。


1メートル1,000円のケーブルを2本撚りますから、1メートル2,000円という
少し高価なケーブルになってしまいますが、ワイドレンジとエネルギーや密度感
を両立させた良いケーブルだと思います。
製作には多少お時間が掛かりますが、自分で作ったケーブルで音が出せる楽しみも
ありますからぜひチャレンジしてみてください。



08.01/18  AVアンプ色々

今年最初の日誌は吉田苑としては珍しくAVアンプです。

吉田苑は今まで沢山のお客様から「お勧めのAVアンプは無いですか?」
とのお問い合わせをいただいていたのですが、自信を持ってお勧め
出来る商品が無くAVとピュアオーディオの同居はお勧めしていませんでした。

実際にAVアンプの構成を見れば分かりますが7ch〜9chものパワーアンプ
を搭載した上に様々なフォーマットに対応するために高価なチップを搭載し
また、各種接続端子も必要という大変にコストの掛かる作りをしています。
30万のAVアンプを例に考えた場合、映像部に15万円、音声部に15万円のコスト
を掛けたとして1chに掛ける事の出来るコストは2万円ほどしかありません。
30万円のAVアンプでさえこの程度のコストしか掛けられないのですから、
10万以下のAVアンプ等は音が出るだけで凄い事だと思います^^;

このような大変な制約の中で製作されているAVアンプを、2chさえ音が出れば
良いステレオアンプと比較する事はあまりに不利な条件が多すぎるため、
あえて今までは行いませんでしたし、実際10万ほどの2chアンプの音を出す
事の出来るAVアンプはほとんど存在しませんでした。
その上、一昔前の頃と比較しても音質は悪くなる一方(当時はアンプを5ch
ほどしか搭載しなかった上にフォーマットも今ほど多様化していなかったため、
現在は更に不利になっている)で、残念に思っておりました。
しかし、AVアンプの問い合わせは後を絶たず「お勧めAVアンプはありません。」
ではいつまでも進歩が無いので、HDMI ver.1.3a対応機種を中心に改めて
視聴してみました。

スピーカーはDYNAUDIO FOCUS220を使用し、CDプレーヤーはHC07で映像は
一切無視!音のみに絞っての視聴です。
機材はリセットをかけ全て工場出荷状態にし、ダイレクトモードやピュアモード
がある機材は一番音の良いモードにし、入力はRCAケーブルで接続しました。
合格ラインはONKYOのCR-D1(ノーマル)+HC07の音質と同レベルで合格
という事にしました。

結果は・・・惨敗でした。あえて使用機材は書き出しませんが(定価で50,000円
くらいから600,000円ほどの数機種)定価52,500円のミニコンポのアンプ
部分と同レベルにすら鳴りません・・・
AVアンプの音の悪さは感じていましたが、実際ここまで悪いとはショックでした。

このままでは、また「AVアンプのお勧めはありません。」になってしまうので、
別の方向から考えてみました。
要するに映像部とパワーアンプ部を同じ筐体に入れるから無理があるのです。
映像部だけを別筐体にし、パワーアンプ部分とセパレートにすればいいのです。
セパレートのAVアンプも数機種発売されていますが、パワーアンプ部は6ch以上
入っているモデルもだめです。
どれだけ頑張っても6ch分の瞬間的な電流を供給する事には無理があります。
つまり、AVプリアンプ+普通のステレオアンプ*2〜3台という構成が最も低価格で
音の良い(ピュアオーディオとしても使用出来る)AVシステムになると思います。




そこでAVプリの中で一番安価なIntegraのDTC-9.8(定価231,000円)を視聴して
みました。
スピーカーとCDプレーヤーは前回と同じ構成で 
HC07→DTC-9.8→CR-D1(ノーマル)→FOCUS220
というかなり変則的な組み合わせでの視聴でしたが、十分に許せる範囲の音で
鳴ってくれました。
確かに、情報の欠落やエッジの丸さなど気になる点は多数ありますが単体AVアンプ
ではどうしても出せなかった三次元的な表現が出せるようになりました。
これで、CR-D1をもう少し情報量の出せるアンプに交換すればかなりの所まで
追い込めそうです。

今回の視聴はここまででしたが、あえて高価なAVプリアンプにこだわる必要は
無いのかもしれません。
限られた予算で音質に重点を置いたシステムを組む場合は、普通の入門クラス
のAVアンプ+質の高いプリメインアンプを1台(フロントLR用)+リアはAVアンプで
鳴らすという組み合わせが良いと思います。
プリアウトの質はAVプリと比べると落ちますが、より現実味のあるシステムだと
思います。

今年の吉田苑はAVにも拘る??かもしれません(笑)