H25.12.6更新 昨日、展示機が入りましたが、10月5日(土)、6日(日)の試聴会時より、かなり鳴らしやすくなっています。 鈴木氏の説明によりますと、フロントバッフルの厚みを見直し、ユニットそのもののチューニングも少し変えたそうです。その為、試聴会の時よりも扱いやすくなっています。 専用スタンドのST10を使用してもらうと、より簡単にRM10のパフォーマンスを楽しんでいただけるようになっています。 H25.12.5更新 ようやく店頭にFUNADAMENTAL RM10の展示機が来ました。 前回の試聴会の時よりも精度が上がり、位相回りもよりしっかりした感じになっています。 店頭でのセッティングのコツもつかめまして、常時試聴可能な状況になりました。 完成されたRM10のサウンドを店頭でお試しください。 ご来店お待ちしております。 H25.10.6 10月5日(土)、6日(日)の二日間は、FUNDAMENTAL リファレンスモニタースピーカー RM10の試聴会ですが、SOULNOTE/FUNDAMENTALの鈴木氏が体調不良の為、来店できず、急遽、吉田苑のスタッフでセッティングしての試聴会となりました。 まずは、10月5日(土)の午前中、午後14:00頃までにご来店されたお客様にはお詫びいたします。 商品の到着が遅れ、セッティングを始めたのが当日5日(土)の11時近くからで、最初のお客様もこの頃ご来店された為、セッティングが追い込めないまま試聴会がスタートしてしまいました。 午前中に鳴っていた音は、正直いただけませんでした。 14:00頃から少しずつ本領を発揮してきまして、本来のこのスピーカーの片鱗が見え始めました。 このスピーカーを熟知している、鈴木氏がセッティングしていれば、スタートから納得の音が出ていたと思いますが、吉田苑としては初めてのスピーカーで、扱いに不慣れなところでのスタートでしたので、5日(土)ご来店のお客には、再度の試聴会を企画しますので、次回またよろしくお願いいたします。 5日(土)の試聴会の後、機材のセッティングを追い込んでみました。 専用スタンドが今回送られて来ていませんので、当社のThe Baseを使用しました。 5日(土)の状態からスタートして、まずはスピーカーのおよその位置決めます。 数センチ刻みで、前後左右と内振りの角度を調整します。およその位置が決まったところで、再度試聴しましたが、低域方向の位相が合いません。ボーカルを聴くと位置がぴたっと決まりません。 試しにひっくり返して聴いてみると、前面の25mmアルミバッフルが直接The Baseに接触しますが、位相が揃いそこそこ聴ける音になります。しかしレスポンスが甘いので、鈴木氏の狙っている音とは言えません。 次は、スパイクを外して、TheBaseの特徴であるスタンドとの固定方式を試してみました。 レスポンスはばっちりですが、やはり低域方向の位相が落ち着きません。 ただ、ボーカルを聴くと定位が曖昧ですが、本来のこのスピーカーのポテンシャル、反応の速さは見えてきました。 再度スタンドとの固定を解き、スパイクを装着します。今度は、スパイクの位置と、The Baseの支柱との位置を調整しながら、メカニカルなグランドの位置を調整します。 後ろのスパイクはスタンドの支柱(ネジ穴)にちょうど来るように、そして前面のスパイクは前面の支柱のちょうど中間辺りに来るようにRM10を設置します。後方の支柱のネジ穴を利用し、スパイクを固定します。 さて試聴です。 定位もバッチリです。低域の位相もバッチリです。ようやく本領発揮です。 更にスタンドごと、スピーカーの位置、角度を再度細かく調整します。 久しぶりに店頭での、本格的な鈴木サウンドの炸裂です。 ボーカル、演奏は大変リアルで、バックグラウンドまでも明確に見通せますし静かです。 オーディオの世界では、よく「鳴りっぷりが良いスピーカー」とかの表現を使いますが、このスピーカーはその類のスピーカーとは全く違うスピーカーです。 正確なスピーカーと言って良いのでしょう。音そのものがリアルに聴こえますが、その中に何がどの様に録音されているのか、明瞭に分かります。曖昧さのない音です。 しかしながら、このスピーカーを普通に使いこなすには、それなりに使い手側に要求するレベルも高い様に感じます。ただ、使いこなせれば、これほど明瞭に音楽を楽しめるスピーカーも無いと思います。 それにしても、昨日と今日の音の違いはびっくりします。 これほどチャレンジ精神をくすぐるスピーカーは、今時無いのではないでしょうか。 鈴木氏より、福岡でのリベンジを約束されています。 今回5日(土)にご来店いただいたお客様には、次回の試聴会でリベンジのチャンスを与えて頂ければと思います。 |